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活性酸素とは・・・老化や病気の原因になるらしい!?

公開日: : 活性酸素


まずは、<活性酸素>とは一体何なのかというところからお話しましょう。
機械などは人間でいう老化のことを「サビつく」という風にいいますよね。
サビるということは、酸化するということなんです。
つまり、<活性酸素>とは体をサビさせてしまう(老化していく)原因となる酸素なんです。
<活性酸素>が原因で人間に及ぼす悪影響、および弊害は200種類以上にもなります。
ただし、活性酸素=老化するということばかりではなくて、実は活性酸素にも人間の体を助ける役割があって、体内に侵入してくる細菌やウイルスなどの敵の攻撃から体を守ろうとして、白血球が作り出す物質なんです。
一つの細胞がサビてしまうと、その細胞は次々に新しい細胞たちを酸化させていってしまいます。
活性酸素によって細胞がさびていくとどうなるのかというと、内臓・皮膚・骨などあらゆる体内の組織にダメージが与えられます。
体のサビというものは恐ろしいもので、活性酸素によって細胞がサビついていってしまうと、老化やガン・生活習慣病などにつながるんですね。
生活習慣病やガンなどは遺伝や家系が原因であるとされてきましたが、最近の研究の結果から、生活習慣病のおよそ90%が活性酸素が原因であるということが分かってきたのです。
先ほども少しお話しましたが、活性酸素は悪である!というわけでは決してありません。
体を守るために白血球が出している物質なのですが、これが過剰に発生しすぎてしまうと老化だったり病気にかかりやすくなってしまうんですね。
では、活性酸素が過剰に発生する原因とは何なのでしょうか?

活性酸素が発生する原因は?

活性酸素が発生する原因ですが、これは私たちが普通に生活していると自然に発生するものなんですね。
私たちが普段呼吸をしたり、食べたり、歩いたり、眠ったり・・そんな当たり前のことをしていても、活性酸素は発生しますし、生きている限りは活性酸素が出なくなるということはありえません。
問題は活性酸素が<過剰に発生する>ということですから、どんな風にすれば活性酸素が過剰に発生してしまうのかということを考えていきましょう。
活性酸素が過剰に発生してしまう原因は、次のようなことです。
◎激しい運動
◎細菌やウイルスに感染した際
◎強いストレスを受けた時
◎紫外線・排気ガスなどの大気汚染にさらされる
◎食品添加物を摂取したとき
◎ダイオキシンや電磁波などの環境の要因
◎喫煙
◎肥満
私たちが呼吸をし、酸素を取り入れて生きていくということだけでもエネルギーは代謝され、わずかではありますが活性酸素は発生してしまいます。
激しい運動、特に無酸素運動をすると、筋肉が一時的ではありますが虚血状態となり、その後血流が再開するのですが、虚血状態となっている間に体は強いストレスを受けているので、まるで活性酸素が洪水のように、大量に発生してしまうんです。
特に、40歳前後の方の激しいスポーツというのは無理をしているとかえって体に悪影響を及ぼすことがあるので、無理しない適度な運動を心掛けてもらいたいものです。
細菌やウイルスが体内に入ってくると、白血球などの食細胞がこれらの外的を食べて溶かしてやっつけてくれるのですが、その際活性酸素が発生するので、出来るだけ細菌やウイルス感染には気をつけたいですね。
嫌なお仕事や、勉強、人間関係など・・ストレスにさらされても、体内で活性酸素がドドッと増えます。
よく嫌なことが続いて老けるということがありますが、あながち間違いじゃありませんね。
ストレスから胃潰瘍や十二指腸潰瘍になったことがある方があるかもしれませんが、これも活性酸素が犯人であり、ストレスによって血管が強く収縮し血流障害が起きるために、血流が再開する時に大量の活性酸素がどっと洪水のように発生してしまうのです。
また紫外線の刺激も、生物の体内にも大気中にも活性酸素を発生させるもので、オゾン層が破壊されている「ことによって被害が世界各地で確認されており、とても深刻な問題となっています。
紫外線が怖いのは、生き物に活性酸素を大量に発生させることによって自滅させてしまうからです。
またたばこや食品添加物・排気ガス・大気汚染物等の生体にとっての異物は活性酸素発生の原因となります。
いかがでしょうか?知らず知らずのうちに、活性酸素が発生しやすい生活を送っていたという方も多いと思います。
活性酸素が発生しにくい生活をするには、まずは紫外線には気をつけないといけませんし、禁煙したり色々と生活習慣を見直す必要がありそうですね。
肥満の方もいきなり無理な運動などをすると、かえって活性酸素が発生してしまう可能性がありますから、ウォーキング程度からはじめることをおすすめします。

酸素と活性酸素の違いは?

では、名前が似ている<酸素>と<活性酸素>にはどういった違いがあるのでしょうか?活性酸素が体に良くないことは分かっていただけたと思いますが、なぜ酸素は体に悪くはないのでしょうか?全ての物質は、原子と原子が集合した分子から成り立っています。
原子というのは、原子核とその周りを回っている電子からなる物質で、電子核の周りの電子というのは、他の電子とペアになりたがる性質があるんですね。
今お話している<酸素>や<活性酸素>を作り出している原子ちというのは、酸素原子なんです。
2つの酸素原子が結合することによって、酸素分子になるのですが、酸素は他の分子とくっついたり、電子を奪ったりするような性質があるために、化学反応を起こし他の物質に変わりやすいという特徴をもった物質なのです。
酸素が他の物質などと科学反応を起こすことにょって、より電子を奪いやすい性質のある<活性酸素>へと変化してしまうんですね。
分子構造については、活性酸素は酸素とそれほど大きな違いなどは持っていませんが、酸素分子以上に不安定で、強引な性質を持っているために、糖質・脂質・アミノ酸などを構成している分子を酸化させてしまうために、体内に悪影響を及ぼしてしまうということなんですね。
<活性酸素>と一言でいっても、主に4つの種類があり、それぞれ同じ活性酸素でも特徴は違っているようです。
活性酸素は電子を奪う力が強いものほど短時間で消滅はするのですが、数が増えれば増えるほどに酸化はどんどん進んでいってしまうのです。

活性酸素の種類

活性酸素と一言でいっても、実はいくつか種類があることをご存知でしょうか?活性酸素は酸素分子が、より酸化力の強い物質へと変化したもののことを言うのですが、それには<スーパーオキシド><ヒドロキシラジカル><一重項酸素><過酸化水素>があり、これら全てを【狭義の活性酸素】というふうに呼ぶのです。
◆スーパーオキシドスーパーオキシドは、酸素分子には不対電子が2つなのに対して、酸素分子が1つしかないんです。
ですから酸素と比べると、反応性の高い物質であり、スーパーオキシドは体細胞のミトコンドリアにおけるエネルギー産生の過程において、大量に発生するんです。
ただスーパーオキシドは酸化力はそれほど強くなくて、体内の酸化障害に重大な寄与はしていないものだというふうに考えられております。
◆過酸化水素過酸化水素は、スーパーオキシドよりも酸化力が強く一定濃度以上、体に存在していると生体に障害を及ぼしてしまいます。
過酸化水素は他の活性酸素に比べると不安定な化合物で、寿命も長いために移動距離もとても大きくなります。
◆ヒドロキシラジカルヒドロキシラジカルは、酸素原子に水素原子が一つくっついている構造となっていて、酸化力が非常に強い活性酸素です。
ヒドロキシラジカルはスーパーオキシド・過酸化水素から鉄イオンや胴イオンを触媒として生成されていたり、紫外線に浴びることによって体内で発生します。
◆一重項酸素一重項酸素は、酸素分子が紫外線などからエネルギーを吸収することで発生します。
強い酸化力を持っていて、脂質を酸化させることで過酸化脂質を発生さえたり、たんぱく質を破壊したります。

ファイトケミカルとは

ファイトケミカルは、最近生活習慣病やアンチエイジングなどで注目されている栄養素です。
ファイトケミカルの代表的なものは、赤ワインに含まれているポリフェノールやブルーベリーに含まれているアントシアニン、トマトの色素リコピン等です。
ファイトケミカルは、主に果物・野菜に含まれている栄養素以外の成分え、栄養学の世界ですと第七の栄養素として大変注目されています。
なぜそんなに注目されているのかというと、体を老化させて生活習慣病などを引き起こしてしまう、活性酸素を除去する働きがあり、白血球を活性化して免疫力を高めたり、花粉症等のアレルギー対策・アルツハイマーの予防にもなると考えられているからなのです。
ファイトケミカルといっても、その種類はおよそ1万種類にもなると言われていて、現在はフラボノイド系のみでも3000種類以上が発見されています。
もっと色々なファイトケミカルが発見されるかもしれませんが、現在は大きく6つのタイプに分けられているようです。
①ポリフェノール②含硫化合物③カロテノイド④糖関連物質⑤アミノ酸関連物質⑥香気成分これらのファイトケミカルは、生活習慣病に役立つということなので、野菜や果物を積極的に食べて、摂取するようにしたいですよね。
ですが、慢性的な病気で薬を常用している方は、野菜や果物に含まれているビタミン・ミネラルがお薬に反応したり、吸収を妨げたりすることがありますから、注意が必要です!

フリーラジカルとは

最近、コスメの広告などでも<フリーラジカル><活性酸素>という言葉をよく目にすることがありませんか?
活性酸素が何かというのを知っている方は多いかもしれませんが、なかなかフリーラジカルについて知る機会というのはないのではないでしょうか。
フリーラジカルの認知はなんと、約3%弱という調査結果も出ており、この言葉の意味を理解している人は意外と少ないのですが、お肌の老化に影響を与えるフリーラジカルについて知りましょう!
人間の体は、約60兆の細胞から出来ていて、さらに拡大して見てみると、最後には原子になるんです。
原子の中心には原子核があり、その周りを電子という小さな球が回っていて、例えてみると原子核が太陽だとすると電子はその周りを周回している惑星のようなものです。
電子の中には、いつも他の原子とペアになりたがるという性質があり、約100種類ある原子の大部分は、シングル電子を持っていて、水素なら1つ・酸素なら2つとその数も初めっから決まっているんですね。
水素がもつシングルの電子1個を、他のパートナーを求める1つの手と考えてみましょう。
となると、酸素にはこの手が2つあるのですが、酸素の両手に水素が1つずつ繋いだら、全部が落ち着いた関係となり、これが水の分子となるのです。
この水の分子から、むりやり水素電子を一つはぎとると、パートナーがいない1つの手が残されますよね?
これが、<フリーラジカル>なのです。
フリーラジカルとは、ペアになっていない電子を持ち、非常に反応しやすくなっている状態の原子や分子のことなんですね。
フリーラジカルの中には、電子のペアを作るために他の分子から強引に電子を奪っていくような過激な分子もいて、その代表格が「活性酸素」なのです。

活性酸素の有効な働き

今まで、活性酸素があまり良いものではないということをお話してきましたが、活性酸素も悪いばかりではないんですよ。
活性酸素の名前にも<活性>という言葉がついているように、体に良い働きもあるのです。
酸素分子は比較的安定しているものなので、外から何かのエネルギーを受けることがなければ、反応しずらい分子なのですが、これが活性酸素になればかなり強くなり、素早く反応するようになるのです。
この強力な反応というのは、良くないものということではなくて、体内に侵入してきた細菌などを酸化させて殺菌したり、無害化したり、様々な生体反応の場で活躍してくれているのです。
<活性酸素>は電子を受け取ることによって安定な状態となろうとしている状態の物質のことを言うのですが、これは<求電子体>ともいい、近くにあるあらゆる物質からペアを求めて、強力に電子を引っこ抜こうとするんです。
電子をとられた物質は不安定となり、また隣からペアを求めて電子を引っこ抜こうとしますよね、これが1秒の何千分の1・何万分の1というスピードで、発生しているのです。
活性酸素を利用した健康法もあり<マイナスイオン健康法>といいます。
マイナスイオンで活性酸素に電子を供給することによって、活性酸素を安定状態として除去しようとするものです。
つまり、<活性酸素>自体が悪い物質であるということではなくて、活性酸素が過剰に増えていってしまうということが人体に悪影響を及ぼすんですね。
人体には必要な活性酸素以外を除去する機能が備わっており、これは年齢と共に減少していきます。
これをいかに増やしていくのかどうか、というのが重要な問題なのです。

抗酸化作用のあるビタミン

人間の体が老化する原因となるのが、<活性酸素>であるということはお分かり頂けたかと思います。
活性酸素を除去する機能は人体には備わっているのですが、それはどうしても年齢と共に減少していくものなので、抗酸化作用のある成分が入っている食物などを摂取するようにしなければなりません。
私たちの身近な抗酸化物質を含んでいる栄養素の中には、ビタミン類があります。
その中で、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEを紹介したいと思います。
*ビタミンA*皮膚・口膣・眼球・内臓などの粘膜が正常になり、風邪の予防や免疫力の向上を助ける働きをしてくれます。
またβカロテンとも呼ばれていて、体内の酸化を防ぐ抗酸化の働きを持っています。
βカロテンを含む食品は、牛乳・バター・チーズ・マーガリン・緑黄色野菜などがあり、ビタミンAは脂溶性のビタミンなので油を用いて調理するもしくは油分とともに摂取すると、より高い効果が得られます。
*ビタミンC*水溶性ビタミンの一つで、高い抗酸化作用をもっており、活性酸素に電子供給を行うことで除去していく働きがあります。
ビタミンCを多く含んでいる食品は、レモン・グレープフルーツ・アセロラフルーツなどの柑橘類・ジャガイモなどの野菜類です。
*ビタミンE*脂溶性ビタミンの一つで、別名をトコフェノールといい、代謝による遊離基から細胞を守る、抗酸化物質としての働きがあります。
ビタミンEを多く含む食品は、アンコウの肝・イクラ・モロヘイヤ・ピクルスなどがあり、油とともに摂取すると効率的でしょう。

抗酸化作用のあるサプリメント(※ビタミン以外)

抗酸化作用のある、先ほどお話したビタミン以外のサプリメントの成分を紹介していきたいと思います。
抗酸化作用のある成分は、ビタミン以外にも沢山あります!*アントシアニン*アントシアニンは、紫色をしている色素成分で、ブルーベリーやアカシス・赤ワイン・黒大豆などに多く含まれているポリフェノールの一種です。
抗酸化作用が大変強く、体脂肪燃焼が促進されたり血液の流れを良くする作用などがあって、目の網膜にアルロドプシンという視物質を合成するために必要な栄養素であるために、目の健康に対しても重大な作用を持っています。
*イソフラボン*イソフラボンは植物に含まれているポリフェノール成分の一つで、大豆などに多く含まれており、女性ホルモンと似た働きがあって更年期障害・骨粗しょう症などの症状緩和作用などがあります。
ただしサプリメントなどを通してもイソフラボンを過剰に摂取してしまった場合、本来の女性ホルモンに対して悪影響を与える恐れがあるとも考えられているので、摂取量は守るようにしましょう。
*エラグ酸*エラグ酸はアントシアニンと同じくポリフェノールの一種で、イチゴやザクロ等に多く含まれており、抗酸化作用がとても高いことに加えてメラニンを抑える働きがあるので、化粧品における美白成分として使われることが多いです。
*カテキン*カテキンはお茶の渋み成分で、ポリフェノールの一種です。
活性酸素の働きを抑える抗酸化作用が強いだけでなく、体脂肪を減らす作用があり注目されています。
また近年の研究結果で、カテキンには胃がんの発生を抑制する働きがあるのではないか?ということが分かってきているそうです。

抗酸化作用のある食品

体内には抗酸化酵素という物質があって、活性酸素が過剰に発生してしまうことを抑えてくれるのですが、これは年齢を重ねていくごとにどんどん減少していってしまうんです。
そうなってくると、食物に含まれている抗酸化作用成分を摂取していくことで、できるだけ活性酸素を退治するようにしなければなりません。
抗酸化作用のある食品は、緑黄色野菜や大豆など色々とあるのですがその中でも比較的食事に取り入れやすいのが「トマト」ではないでしょうか。
トマトには抗酸化作用がとても高いクエン酸やりんご酸などが沢山含まれていますから、新陳代謝が促進されて身体が元気になるだけでなく、美肌効果も得ることができるんです。
トマトにはビタミンA・C・E・リコピンが含まれており、抗酸化作用のある食品の代表です!「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われているほどに、ヘルシーでありながら抗酸化作用のある健康的な食品として知られているトマト。
トマト特有のすっぱい味はクエン酸で、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の果物・キウイ・パイナップル・梅などに含まれている酸なのですが、抗酸化作用はもちろんのこと、乳酸の発生を抑えて疲れを取るのに効果的なんです。
トマトの赤い色は、高い抗酸化作用を持ち細胞を傷つける活性酸素を除去するリコピンというカロチンの一種で、あらゆる病気や老化の元となる活性酸素を除去し、体や心のストレスを癒してくれます。
抗酸化作用のあるクエン酸は、柑橘系のフルーツにも多いので、トマトが苦手な方は疲れたとき・運動の後などにオレンジやグレープフルーツのジュースなどを飲むこともおすすめです。

活性酸素と酵素の働き

では、活性酸素と酸素の体内の働きはどういったものなのでしょうか?活性酸素の強い酸化力というのは、人間が生命維持するのにはとても必要なものなんですね。
代表的な働きは、白血球などの免疫機細胞が体内に侵入してきた病原菌などを捕まえると、活性酸素を病原菌に吹きかけて殺してしまうんですね。
またそれだけでなく、肝臓においては有害な物質や毒物を解毒するときに、活性酸素の強い酸化力を利用して、解毒していっているんです。
活性酸素は攻撃力がとても強いので、体を守るために必要な働きをしてくれているのです。
ただ攻撃力が強すぎるために、過剰に発生すると細胞までもが傷ついてしまうので、必要分以外は体内の酵素によって分解されて、無害化されるのです。
では、酸素の働きはどうかといいますと・・・◎血流の改善◎血圧の安定◎疲労の回復◎脂肪の燃焼◎老廃物の排泄機能の向上◎細胞の再生能力の向上酸素は血行を良好にする働きがあり、血液中の酸素が増えてくると血管の内壁についたコレステロールなどの不純物を一緒に流してくれます。
酸素は自律神経を安定させるので、血管が自律神経の働きによって拡張し、血圧が安定します。
酸素は細胞を活性化させる働きがあるので、皮膚細胞に充分な酸素が供給されることによって細胞の代謝サイクルが上がり、美しい肌になります。
体内の酸素量が高まると代謝活動が活発になるので、体内ガスや老廃物の排泄が促進され、体の中が綺麗になります。
活性酸素も酸素も、どちらも人間に必要不可欠なのです。

活性酸素と病気

活性酸素は、酸素の中でも特に「酸化力が強い酸素」のことをいい人間が生命維持をするためには必要不可欠な物質であるということが分かっていただけましたでしょうか?活性酸素は、私たち人間が普段の営みである呼吸をすることによって、絶えず生成され続けているのです。
ちなみに体内に取り込まれている酸素のうち、1~3%くらいが「活性酸素」になり、人によっては5~10%という人もいるそうですよ。
活性酸素が体内に過剰に発生すると、<酸化>するといいますがそもそも<酸化>というのは、物が酸素と結合する働きのことをいいます。
過剰に作られた活性酸素は、鉄が酸素によってさびついていくように私たちの細胞をさびさせるのです。
そうすると正常な細胞まで攻撃するので、元気な細胞までもが酸化し、細胞ないのDNAが傷つき、人間にとって大切な遺伝子情報が書き換えられてガン細胞が発生するということもあるのです。
他にも、活性酸素は体内のコレステロールや中性脂肪という脂を酸化させて「過酸化脂質」に変化させるので、血管がもろくなったり血管が塞いでしまうことによって「動脈硬化」や「脳梗塞」「心筋梗塞」などの原因となってしまうこともあるのです。
私たちの体を病原菌から守ってくれる一方で、なんと200以上もの病気が活性酸素と深い関わりを持っているということが分かっているんですね。
日本人に多いがんや心疾患・糖尿病においては10%がウィルスによるもので、90%が活性酸素が原因であるということも分かっているんです。

活性酸素とシミ、シワ、たるみ

活性酸素と病気との結びつきはよく分かって頂けたと思いますが、実は病気だけではなくてお肌にも悪影響を与えてしまうのが活性酸素なんですね。
体内の細胞にぴたっとくっつき、酸化を進めていて細胞のDNAまで傷つける活性酸素ですが、傷ついてしまうのはお肌の細胞も同じなんです。
具体的にどんなことが起きてしまうかというと、メラニンをつくる量とタイミングが狂ってしまったり、ハリのあるお肌を支えているコラーゲンがうまく作ることが出来なくなってしまったり、古くなった角質を外に出せなくなったりと、肌荒れ・炎症など色々な肌トラブルをまねくことになるんです。
それらを放っておくと、女性の大敵であるシミやシワ・たるみとなってしまったりするので、若いうちからしっかりと活性酸素が過剰に発生しないように、対策をとらなければならないのです。
では、どんな状況のときに活性酸素は過剰に発生してしまうのでしょうか?◎喫煙◎ストレス◎紫外線◎食品添加物喫煙をするとタールなどの有害物質が体内に入り、それらを退治するために活性酸素が発生します。
強いストレスを感じると、身体が緊張したり興奮状態となり、ホルモンが分泌されます。
ホルモンを分泌したり、分解したりする行程でも活性酸素が発生するので、ストレスもよくありません。
紫外線は体内に既にあるまだ弱い活性酸素を刺激し、より強力な活性酸素へと変化させたりします。
食品添加物は、体内に取り込まれて肝臓で分解されるのですが、この解毒していく過程で活性酸素が発生します。

活性酸素と動脈硬化

生活習慣病の一つである動脈硬化は、活性酸素と密接な関係があります。
特に活性酸素が影響している動脈硬化は、「アテローム硬化」という動脈硬化の種類なんですね。
活性酸素が動脈硬化に影響している仕組みというのは、複雑かつたくさんの要因があり、ストレスの溜まりやすい人が動脈硬化にかかりやすいという原因にも、活性酸素が深く影響しているんです。
人がストレスを強く感じると、副腎皮質ホルモンというホルモンの分泌と分解が行われることとなり、これに伴って活性酸素が発生するのです。
たばこの喫煙というのは、煙の中に活性酸素が含まれているので体内に活性酸素を取り込むこととなります。
またたばこに含まれているタールが体に入り込むときに、これを退治しようと活性酸素が多く発生することとなります。
動脈硬化が起る原因の一つとして、悪玉コレステロール(LDL)が増えることが一因であるということが分かっておりますが、これは悪玉コレステロール(LDL)が体内で増加すると、これが血管内に取り込まれて活性酸素によって酸化され、変性LDLに変化します。
変性LDLは、身体の中では異物であるとみなされるので身体の免疫システム(マクロファージ)の作用によって取り込まれて、さらに活性酸素を排出するのです。
どんどん増えていった活性酸素は、免疫システムのマクロファージまでも泡沫細胞にしてしまい、血管の内部にたまりはじめ、これが血管を細くしていき、やがて動脈硬化を招くんです。

動脈硬化は本当に怖い

動脈硬化とは、動脈にコレステロールや中性脂肪などがたまっていくことで血管が詰まったり硬くなったりしてしまい、弾力性や柔軟性が失われてスムーズに血液が流れなくなってしまうことです。
動脈硬化が進行してしまうと、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症や心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞や脳出血など)を引き起こす恐れがあるので、動脈硬化は本当に怖いんです。
動脈硬化の症状はどんなものかというと、動脈硬化ははっきりとわかる自覚症状がなく、症状のみで動脈硬化を早期発見することが出来ないというのが、また怖いところなんですね。
しかし症状がないからといってそのまま動脈硬化を放置してしまうことになると、心臓病や脳血管障害などの重大な病気をいきなり引き起こす恐れがあるので、定期的に病院へ行き、健康診断を行ったり自宅で定期的に体重を測ったり血圧を測るなどして早期発見しましょう。
動脈硬化の原因は、食事・運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣の違いによって大きく影響を受けるということが分かっており、高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満・喫煙・運動不足・偏った食事・アルコールの過剰摂取・加齢・ストレスの有無などについて、自分で日頃からしっかりとチェックし、生活習慣病を見直して、予防することが何より大切です。
動脈硬化は加齢とともに、だんだんと進行していくものなので、一種の老化現象ともいえるでしょうが、若いころからだんだんと始まり、40歳を過ぎるころに症状が現れることが多いので、若いうちから予防する必要性があります。

活性酸素と運動の関係

活性酸素は、普段の呼吸え酸素を取り入れることによっても発生するということは書いたと思いますが、では運動と活性酸素との関係性はどうなのでしょうか?運動、特に激しい運動をすると呼吸を沢山することとなって大量の酸素を体内にとりこみますよね。
そうすることで、やはり運動中は体の中に大量な活性酸素が作り出されることとなります。
そのために、内臓から血液がなくなってしまう<虚血還流現象>というものがおこっているんです。
こういった身体へのストレスというのは活性酸素を発生させる重大な要素の一つですし、身体に何かしらの炎症が起ると活性酸素が発生したり、体温が上がると自然と活性酸素が発生するようになっているんです。
どれも運動中の身体の状態とあてはまっていますよね。
酸素を多く吸入していると、早死にするというのは活性酸素と関係があったのですね。
また実際の研究結果でも、運動選手で長寿の人はほとんど皆無ですし、体育系の人は文科系の人よりも8歳短命であるというデータもあるほどなんです。
運動すると、運動中の呼吸・精神的肉体的なプレッシャー・怪我・炎症・体温の上昇・血液の移動によって活性酸素が大量に発生します。
ですから、普段から好んで運動をしているという方は一般人以上に抗酸化物質を摂取する必要があるんですね。
活性酸素は病気の9割の原因といわれていて、体を酸化させ選手寿命や命そのものをどんどん縮めていってしまうので、活性酸素の怖さを知ってきちんと対策をとるということが何よりも大切なのです。

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