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腸内細菌:善玉菌の働きと悪玉菌の嫌~な働き

公開日: : 最終更新日:2017/06/21 腸の病気, 乳酸菌

腸内細菌とは

人間の腸内には数百種類の細菌が生息しており、数は数百兆個以上にのぼるといわれています。

その中で特に重要なものは三種類に分類されています。

順番に解説しますが、主な腸内細菌の種類としては善玉菌が挙げられます。

有用菌という別名もあり、名称の通り健康や美容に良い影響を及ぼします。

整腸作用をもたらしたり、消化吸収のサポート、感染からのガード、免疫刺激といった役割を担っています。

健康で若々しくいるためには善玉菌が必須といえます。

ビフィズス菌や乳酸菌がこの善玉菌に該当しますが、名前を見聞きしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

次に挙げられる腸内細菌の種類としては、悪玉菌があります。

これは有害菌という別名があり、大腸菌、ブドウ球菌、ウェルシュ菌などが該当します。

名称通り健康や美容に悪影響を及ぼす腸内細菌であり、発がん物質などの有害物質を生み出します。

病気の原因や老化を早める原因になるため、腸内に増殖しないようにしなくてはいけません。

なお、悪玉菌はガスを発生させますが、便やおならが悪臭になるのは、このガスが原因といわれています。

また、他には日和見菌といわれる腸内細菌が多く生息しています。

中間菌と呼ばれることもあり、この種類の腸内細菌にはバクテロイデスなどが該当します。

消化吸収をサポートする点は善玉菌と共通していますが、普段はこれ以外に特に自己主張するようなことはありません。

しかしながら、悪玉菌の状態と連動しているところがあり、悪玉菌が増殖すると同調するように人体に悪い作用をもたらします。

代表的な腸内細菌の種類は以上の通りとなりますが、私達人間の腸内ではこの細菌が常時勢力争いを行っています。

不健康な人は勢力争いの結果、悪玉菌の割合が高く、これを悪玉菌優位の状態といいます。

悪玉菌優位の状態は病気の原因などになりますので、生活習慣を改善し、健康や美容に良い影響を及ぼす善玉菌優位の状態を作り出し、維持しましょう。

善玉菌の働き

善玉菌とは有用菌ともいい、健康や美容に良い影響を及ぼす腸内細菌の一種のことをいいます。

この善玉菌の働きに関し、ここでは取り上げていくことにしましょう。

まず、善玉菌は私達人間に必要な栄養素の一つである、ビタミンの合成を行います。

ビタミンB群をはじめ、さまざまな種類のビタミンが腸内で作り出されているのです。

次に、善玉菌には免疫刺激という働きもあります。

免疫力というのは病気などに対する抵抗力のことをいいますが、これを高める作用をもたらすのが善玉菌なのです。

したがって、腸内に善玉菌のいる割合が高い状態だと、病気やケガの回復が早まるといわれています。

また、病気に関するお話をしましたが、善玉菌は腸内を酸性にする働きをします。

アルカリの状態だとウイルス感染などしやすくなりますが、善玉菌の活躍により感染を防止することが可能といわれているのです。

また、酸性になるのは善玉菌が乳酸や酢酸を生成するためであり、これらの酸が排便を促進すると考えられています。

このため、便秘の症状が改善する効果も期待することができるでしょう。

細かく見ていくと他にも善玉菌の働きはありますが、主なものとしては以上のようなことが挙げられます。

なお、これらの作用は腸内に善玉菌がいる割合が高い、いわゆる善玉菌優位の状態にしなくてはいけません。

悪玉菌増殖の原因を作らないことは当然大事ですが、善玉菌を増殖させる方法も取り入れたほうが効率が良くなるでしょう。

善玉菌はビフィズス菌や乳酸菌が代表的な種類ですが、増やすにはヨーグルトなどを摂るのが良いといわれています。

また、あまりヨーグルトが嫌いという人がいるお話は聞きませんが、通常の食事から摂るのが難しい人は、サプリメントを摂るのも良いでしょう。

粒タイプや粉末タイプなどの商品があり、手軽に乳酸菌などを補給することが可能なため、愛飲者が多数います。

また、食物繊維も善玉菌増殖を促進するため、日々の食事で十分な量を摂りたいところです。

悪玉菌の嫌~な働き

悪玉菌とは有害菌とも呼び、健康や美容に悪影響を及ぼす腸内細菌のことをいいます。

代表的な悪玉菌の種類としては、ウェルシュ菌や大腸菌を挙げることができます。

これら悪玉菌がどういった働きをするのか、ここで確認しましょう。

まずウェルシュ菌の特徴から説明しますが、高齢の人ほど増加しやすいといわれています。

しかしながら、肉類ばかり食べている人など生活習慣が乱れている人は腸年齢が高くなりやすいため、若い人の中にもウェルシュ菌が腸内に多くいるという人も少なくありません。

ウェルシュ菌がたくさんいる状態だと、腸内腐敗を起こします。

さまざまな有害物質を生み出しますが、この中には発がん性物質も含まれます。

また、有害物質の中には悪臭を放出するものもあるのです。

以上の通り、非常に嫌な働きをするのがウェルシュ菌の特徴です。

対策としては食事内容の改善など生活習慣の見直しが有効とされており、特にウェルシュ菌は善玉菌のビフィズス菌が増加すると少なくなるという特徴があるため、善玉菌増殖を促す発酵食品のヨーグルトなどを積極的に摂ると良いでしょう。

次に大腸菌ですが、これは全部が美容や健康に悪影響を及ぼすとは限りません。

悪いことをする種類の大腸菌の場合、ウェルシュ菌と同様に腸内腐敗を起こし、発がん性物質などの有害物質を生み出します。

良い影響を及ぼす要素が一つもありませんので、大腸菌もやはり歓迎することはできない邪魔な存在だということになるでしょう。

なお、ウェルシュ菌や大腸菌のような悪玉菌や、脂質やタンパク質をエサにすることにより増殖します。

このため、肉類中心の欧米化した食事を摂っている人は悪玉菌優位の状態が作られやすいといえるでしょう。

食事内容の見直しを行い、肉の摂取量を少なくし、逆に善玉菌の増加を促す食物繊維を積極的に摂りましょう。

便秘は悪玉菌増殖の原因になるという指摘がありますが、食物繊維は便秘の解消にもいいといわれているため、一石二鳥です。

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