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大腸がんの原因・症状・検査・治療など詳しく解説

公開日: : 腸の病気


こちらでは大腸がんについて解説していきます。
大腸がんの原因になる要素や大腸がんの症状から検査方法まで詳しく解説していきます。
また手術や治療方法についても記述させて頂きます。
大腸がんへの知識を深めることで不安な気持ちを解消し、検査や治療を行いましょう。
大腸がんというがんの名前を聴いたことがある方は多いでしょうが、どのようながんなのか理解している人は少ないです。
こちらで大腸がんとはどういうものであるのか見て行きましょう。

原因1:食事

大腸がんはその名の通り大腸に出来るがんのことを指しています。
大腸は食べた物を体外に排出するための器官ですから、食べ物との関係が密接であることが分かるでしょう。
大腸がんと食事の関係はこのようにとても深いものなのです。
大腸がんは偏った食生活によって引き起こると考えられていますが、どのような食生活が良くないのでしょうか。
このような健康的な食生活という話をすると欧米食はがんになりやすいと言われていることがあります。
しかしもっと適切に表現するのであれば野菜の不足と赤肉の多量摂取がいけない事が分かります。
野菜の不足と赤肉の多量摂取が大腸がんの危険になりやすい食生活だと言うことが出来ます。
赤肉とは脂身の少ない肉のことでは無く鳥や魚以外の牛や豚、羊の肉という意味です。
これらがどのように腸内でがんを引き起こすのか、残念ながら解明されていませんが、赤肉の多量摂取が危険因子であるということは大腸がんの研究の中でははっきりしてきた部分なのです。
また野菜不足も大腸がんを引き起こしてしまう要因の一つです。
これは野菜に含まれている抗酸化物質によって身体の酸化、つまり老化の速度を緩めることが出来ることが分かっています。
しかし多くの方が誤解し、間違った結論に達してしまいがちです。
肉類を食べず野菜を出来る限り多く摂取する事が好ましいという考え方です。
もちろん過度な肉食はよくありませんが、適度に摂取し野菜を多く取るように心がけることが必要なのです。
一日にキャベツを1玉食べるという極端なものではなく、毎日野菜を摂取するように心がける方が健康的なのです。

原因2:お酒やたばこ

アルコールやタバコは身体に悪影響をもたらすと言われていますが、大腸がんの場合はどうなのでしょうか。
実は大腸がんでもアルコールを摂取しない人に比べてアルコールを摂取する人の方が、タバコを吸わない人よりタバコを吸う人の方が大腸がんになる確率が高い事が分かっています。
アルコールであれば1日に1合以上飲酒する場合から大腸がんの発生率が高くなります。
毎日2合のお酒を飲む人では飲まない人に比べおよそ2倍の発生率となっています。
しかし、飲酒する習慣は無いものの月に3回以内で1回の飲酒量が1合未満の場合は大腸がんの発生率は低下しています。
アルコールの過度な摂取は大腸がんへ影響するものと考えられますが、アルコールを少量摂取する事は問題がないと言えるでしょう。
では、喫煙はどのようになっているのでしょうか。
タバコを吸う人はタバコを吸わない人に比べて大腸がんの発生率が1.5倍高くなっていることが分かっています。
タバコの煙はのどや肺から吸収されるだけではない事が分かっており、大腸からもタバコの成分が検出されます。
これは粘膜を通して物質が身体に影響を示していることが分かっており、これにより発がん率が上がると言われています。
アルコールによって大腸がんのリスクが高まるのもアルコールを分解する際に発生する物質がDNAを墓石修繕が上手くいかなくなるためではないかと言われています。
このように大腸がんは食生活に大きく影響しているがんであると言うことが出来るのです。
アルコールの摂取頻度やタバコを吸う本数を徐々に減らし健康的な生活を送ることを考えるのがいいでしょう。
大腸がんとアルコール、そしてタバコは関係のあるものなのです。

原因3:遺伝

大腸がんは遺伝的要素をもっていて、遺伝してしまうものなのでしょうか。
結論から言えば、大腸がんは遺伝的要素を保持し、遺伝の可能性があるガンです。
大腸がんのうちおよそ30パーセント程度は遺伝的なものではないかと言われています。
がんは遺伝子異常によって起こるもので、再生の段階で細胞のコピーに不具合が起こり、それがガンだと考えるのが分かりやすいでしょう。
ガンの発生のメカニズムは解明されているわけではないので、他にいくつも説があります。
今回は簡単に説明するためにコピーの不具合という言葉を用いて説明します。
家族性大腸腺腫症という大腸がんは原因が遺伝であることがはっきりとしています。
古い細胞をコピーしていく中で遺伝的に同じようなコピーの不具合が起こりガンになってしまうのです。
なんらかの原因でコピーの不具合が発生すると考えられるのが大腸がんです。
しかしながら、家族性大腸腺腫症ではこのコピーの不具合の原因が遺伝的なものであることが解明されているのです。
この遺伝子に変異が見られれば100パーセント大腸がんを発症することになります。
家族に大腸がんの方がいる場合は遺伝子変異が見られるかどうか調べてみるのがいいでしょう。
もし遺伝子変異が見つかれば早期の治療が出来ます。
大腸がんは遺伝的要素が比較的強いものですので、しっかりと検査を行っておくのが好ましいと言われています。
がんは遺伝しないと考えられていた期間が長かったためあまり馴染みの無いものではありますが、しっかりと検査して置くことは大切です。

初期の症状

大腸がんにも初期症状はありますが、気を付けておきたいのはごく初期には症状を実感できないがんだと言うことです。
大腸がんは初期に異変を感じにくく発覚が遅れてしまうことが多いのです。
他のガンと比較し症状が出るのが遅いため、初期症状がはっきり見られるようになっている場合、がんが進行している危険性があります。
普段の便の状態を確認し、異常を感じることが出来れば大腸がんを発見しやすいと言えます。
ですから大腸がんの初期症状を考える場合、普段の健康状態や便の状態をしっかり確認して置く習慣を付けましょう。
大腸がんとは大腸に出来るがんのことですが、大腸のどの部分に出来るかによっても初期症状は変わってきます。
大腸がんは大きく結腸癌と直腸がんに分けることが出来ます。
結腸がんの場合、貧血と言った初期症状がみられます。
また直腸がんの場合では、便通に悩みを抱えるようになると言われています。
どちらも普段の健康状態、便通の状態を把握して置くことで発見出来る不調でしょう。
大腸がんは血便でも発見できると言われています。
大腸がんの血便は便が黒くなっていたり、また肛門近くにがんがある場合は鮮血が出てくることもあります。
これが痔によるものであるのか、大腸がんによるものなのかはなかなか判断が難しいと言えます。
血便や出血を痔によるものと判断してしまうことで発見が遅れるケースが多いのです。
安易な自己判断はせず、病院でしっかり検査をすることが大切です。

術後の症状

大腸がんの手術をした後に後遺症のような症状を感じる事があるのでしょうか。
大腸がんの手術では大腸の一部を切り取ってしまうこともあります。
しかし大腸は最終的な消化器官ですから、栄養の吸収に関してはほとんど影響をもたらしません。
大腸の大きな役割である消化吸収ですが、これらに深刻なダメージが出来ることはほとんどなく大腸がんの術後に栄養が吸収できなくなり痩せると言うことはありません。
また排便への影響もほとんどありませんから、安心する事ができます。
しかし術後すぐは筋力の低下により排便のコントロールがしにくい事があります。
大腸がんの手術では排尿器官の神経の近くを切除、または切開する可能性が大きくなります。
神経を切ってしまう訳ではありませんが、デリケートな神経ですから排尿障害を感じることもあります。
これも術後早期に見られる特徴の一つで、最近では排尿障害に悩む人は減ってきていると言われています。
また忘れてはならないのが性機能の神経の近くでもあると言うことです。
この神経も切除するわけではありませんが、近くを切除切開されることにより神経は温存しているのにも関わらず性機能障害が残る可能性があります。
主に心理的な影響だと言われていますが、はっきりとした原因はわかっていません。
また大腸がんの手術で人工肛門を増設することになる場合もあるでしょう。
これは再発の危険性が高い場合などに用いられ、人工肛門を増設したとしても以前と変わらない生活が行えます。
現在の人工肛門は匂い漏れも皮膚のかぶれも感じることがないようになっています。

結腸がんの症状

大腸がんはがんの出来る部位によって結腸がんと直腸がんに分けられます。
結腸がんとは結腸部分に出来る大腸がんのことを指しますが結腸とは腸の大きなエス字よりも上の部分になります。
ですから、比較的初期症状が発見されにくいと言われています。
結腸がんでは出血が起こった場合も排泄されるまでに時間が掛かりますから、真っ赤な血としては現われません。
便が黒っぽく変色しているのですが、普段から便を観察しておかないとなかなか気が付くことは出来ないのです。
このように気が付きにくいがんですが、がんそのものが大きくなれば、違和感を覚え始めます。
お腹にしこりを感じるようになると言われています。
またそこまでがんが大きくなってくると、今まで影響の少なかった排便にも影響を及ぼします。
便秘と下痢を繰り返していたり、常にお腹が張っていると思うのです。
また最終的には出血を起こしたりするようになります。
この出血は誰にでも分かる異変ですが、多くの方は安易に痔であると自己判断してしまうのです。
便の異常だけでは大腸がんであるのか痔なのかを判断する事はできません。
はっきりとした異常を感じる前から身体はサインを出していますから、注意して観察して見ましょう。
結腸がんは初期症状が少なく、分かりにくいため進行してしまうことが多いのです。
しかし、はっきりとした出血などのサインも見逃してしまわないようにして置くことが必要なのです。
日頃から便の回数や色を意識しておくといいでしょう。

直腸がんの症状

大腸がんはがんの出来る部位によって結腸がんと直腸がんに分けられます。
今回は直腸がんの症状について考えてみましょう。
直腸がんと呼ばれる直腸とは肛門から近い30センチ程度の部位のことを指します。
肛門に近い分、便に異常が見られることが結腸がんと比較しても多いです。
直腸がんの大きな初期症状は血便と、下血です。
直腸がんは肛門に近いため赤い色の血が便に絡んでいたり、便器に鮮血が付いていることがあります。
非常に判断しやすい初期症状ですが、多くの方は安易な自己判断で痔だと思い込んでしまうのです。
これは便の異常のため恥ずかしいと考える人が非常に多いためです。
もちろん痔の場合も鮮血が出ることがありますが、痔であるかどうか判断できるのは医師なのです。
さらに進行していくと便秘や下痢を繰り返してしまうようになります。
通常の便も細くなってきますが、これは腸の中に異物があるためなのです。
直腸がんは比較的初期症状に気が付くことが出来るのですが、大きな痛みを伴わないため、軽視されてしまいがちです。
さらに進行していくと大きな腹痛を感じることもあります。
直腸がんの症状は進行していくと、腹痛であったり便秘や下痢などストレス性のものと誤解されることも多いのです。
ですから、便の状態を日ごろからチェックしてくことが大切です。
便の色や形を日ごろから観察して置くことで異常を発見することが出来るようになるのです。
便に異常が見られる場合は、様子を見るのではなく異常が出ている間に病院へ行くことで発見が早くなります。

内視鏡手術

リンパにがんが転移している恐れの無い場合には内視鏡手術という手術方法を用いることがあります。
早期発見されたガンの場合は内視鏡手術を行いますが、この早期発見とは粘膜または粘膜下層にとどまるがんのことです。
つまりごく初期のがんであれば、内視鏡手術を行うことが出来るのです。
内視鏡手術ではがんの形状にもよりますが入院の必要はない場合がほとんどです。
小さな隆起のがんを焼き取ってしまうという簡単な手術になります。
この時切り取ったがんを調べその後の手術が必要なのか判断されることになります。
切り口にガンがみつからなければ手術は終了で、この時にがんが見つからなかった場合、その後ガンが進行していたと言うケースはほとんどありません。
ごく初期の大腸がんの手術で内視鏡手術を行うのは、現在では当然の事なのです。
しかし少しでも異常が見つかれば根治手術を行います。
根治手術では内視鏡での手術では無く一般的に切開して行われることになります。
内視鏡手術とは一体どのような方法なのか考えてみましょう。
通常の手術ではお腹を20センチ程度切ってしまうことになります。
しかしながら、内視鏡手術では3ミリから12ミリ程度の切開で済みます。
細かい作業ですがモニターを見ながら手術を行いますので患者の体への負担は本当に少ないものになるのです。
そのおかげで社会復帰も早く出来ますし、痛みに悩むこともありません。
時間も短く、がんの手術とは思えないほどです。
内視鏡手術はこのように様々なメリットがありますが、ごく初期の段階でのみ利用出来る方法なのです。
異常を感じたら早めに病院に行くことによってがんの早期発見につながると覚えておきましょう。

腹腔鏡手術

腹腔鏡手術の腹腔鏡とはお腹の中に鏡を入れたという意味で、実際にはテレビカメラでお腹の中を見ながら行う手術の事です。
腹腔鏡手術は切開手術より小さな傷で手術が出来ますし、大きく身体を開くより体力的にも安心できます。
大腸がんの腹腔鏡手術は2005年から行われていますが、この時にはステージ0から1のごく初期段階の大腸がんに限られていました。
しかし、2009年からその規制が無くなりステージに関係なく腹腔鏡手術が行えるようになりました。
2009年に規制が無くなってから進行したがんにも腹腔鏡手術が行われるようになりましたが患者の体力や回復力を考えると非常に好ましい手術だと言えます。
また切開手術に比べ技術力が劣るのではないかという心配もありますが、アメリカでは既に多くのデータから差異が無いことが証明されています。
現在では多くの大腸がんの手術で腹腔鏡手術が用いられています。
腹腔鏡手術では医師の経験が大きくなってきますが、傷口が狭いための利点のほかにどのような利点があるでしょうか。
大腸がん、とくに直腸がんの手術では排尿に関する障害や性機能障害が起こることがあります。
カメラは6倍に拡大されて映りますから神経も大きく映ります。
神経に対する注意も比較的スムーズになりす。
もちろん神経に傷を付けない場合でも排尿や性機能障害を感じることがありますから、一概には言えません。
このようなメリットも存在していますが、もちろんデメリットとして二次元的に見えるため経験が必要などのデメリットも存在しています。
2006年から2008年までの二年間に11人の死者が出ているのも確かなことです。
ですから、どの手術方法を選択するのかは医師の判断だけでなく自分の医師で判断するのも必要なことです。

直腸がんの手術と排便、排尿、性機能など

直腸がんの手術では後遺症の可能性がゼロではありませんから、手術を受ける前に後遺症の可能性を考えて置くべきです。
排便や排尿、性機能の障害が起こる可能性があります。
直腸は排便や排尿、そして性機能の神経が密集している場所なのです。
直腸がんは肛門から20センチ以内の所にできたがんのことを指しますが、この部分は臓器の密集している部分でもあります。
ですから事前にがんの正確な位置などを把握し、神経を傷つけないように処置をします。
神経を傷つけないように細心の配慮を行いますが神経と言うのは非常にナイーブな一面があります。
そのため傷つけていなくても排便や排尿、性機能障害になってしまうことが考えられるのです。
多くの場合は術後早期にのみ表れる症状で、排便コントロールが難しかったり、尿漏れを感じてしまうことがあります。
また性機能障害として男性器が勃起しなくなるなどの障害もあります。
性機能障害では心理的要因も大きく、人工肛門への切り替えや術後早期に性機能障害があった場合などの心理的な問題も影響していると言われています。
神経を傷つけていないにもかかわらずこのような後遺症が現われることもありますが、原因ははっきりしていません。
一般的には術後早期に後遺症に悩みますが時間の経過とともに症状が改善していきます。
しかし括約筋の筋力の低下などからくる排便障害などは、筋力を付けることによって改善されたりします。
また直腸がんでは直腸を切除する事で直腸が短くなりますから、便の回数は必然的に増えることになります。

自然肛門と人工肛門

大腸がん、とくに直腸がんの場合は自然肛門に人工肛門を増設することがあります。
自然肛門とは健康な状態の人が便を排泄している肛門のことを指します。
通常、肛門とだけ呼ばれる部分のことで、人工肛門ではそれとは別に肛門を設けます。
人工肛門とはストーマと呼ばれるようになってきました。
がんと肛門括約筋が近い場所にある場合にはがんが潜んでいる可能性も考えて切除しますから肛門を残しておくことが出来ません。
ですから人工的な肛門を増設する必要が出てくるのです。
肛門括約筋が無ければ肛門を開けたり閉じたりすることが出来なくなりますから、肛門の形が残っていても便を排泄する機能として肛門は利用できなくなるのです。
人工肛門は自然肛門の場所に出来るばけではありませんから、増設という言葉を用います。
へその斜め下に用いられるのが一般的です。
人工肛門に括約筋はありませんから自然肛門のように便やおならを我慢したりすることはできません。
そのため便やおならがいつ出るのかは分からないと言ったデメリットがあります。
ですから人工肛門には受け皿を用意して置く必要があるのです。
新しい排便の習慣になれるのは大変ですが、人工肛門があることによって食事を行うことが出来るのです。
人工肛門を付けていても日常生活は通常通り行うことが出来、スポーツも行えます。
また温泉に入浴することも可能ですし、性行為も問題ありません。
ただし自然肛門とは違いケアが必要になりますから障害者手帳を貰うことが出来、ケアに掛かる費用も少なくなります。

抗がん剤治療の詳細

がん治療に用いられる抗がん剤ですが、大腸がんの場合にも用いられることがあります。
抗がん剤は基本的に二通りの利用方法があります。
一つ目は、補助療法として行うと言う方法です。
これは、手術前にがんを小さくすることで手術しやすくしたり、また術後の再発防止に利用することを指します。
これを補助療法の化学療法といい、がんが少しでも進行している場合には用いることがあります。
大腸がんでは目に見えるがんとその周囲を大きく切り取りますが、目に見えないがんを100パーセント取り除けたのかどうかは分かりません。
ですから再発の可能性を完全には否定できないため、抗がん剤を用いて再発転移を防ぐ目的があります。
しかし全員に行われるわけではありません。
これは抗がん剤がもたらすメリットとデメリットを比較し抗がん剤を用いるかどうかを決めます。
何故なら、抗がん剤には副作用があり、場合により副作用によって生命の危険にさらされることになるためです。
もう一つ目の利用方法として考えられるのが、進行大腸がんの化学療法と言われるものです。
これは、抗がん剤の治療によってがんの進度をゆるめたり小さくすることによる延命、またはそれによる痛みの緩和です。
進行してしまったがんの場合、どうしても治すことが出来ません。
ですから副作用が軽微であれば抗がん剤を用いることによって延命する事が可能になるのです。
このように抗がん剤と一口に行っても利用方法は大きく異なります。
しかし共通しているのは副作用に悩まされる可能性が大きいと言うことです。
抗がん剤では全身の痛み、吐き気やおう吐、腹部膨張感や皮膚変色、感覚のまひや脱毛、味覚障害など様々な副作用があります。

放射線治療の詳細

大腸がんでは放射線治療を行うことがあります。
放射線治療は単体で行われるものではなく、基本的には手術前や手術後に併用されて行われる治療です。
また抗がん剤治療と併用して行われることもあります。
放射線治療とは、局所再発率の減少を期待して行うもので、これにより肛門括約筋の温存が可能になる場合があります。
CT検査を始めとした検査内容に基づき、放射線を当てることによって治療を行います。
前後左右4方向から放射線治療を行い週に何回か行われることが多いです。
これにより下痢や腹痛を感じることもあります。
また膀胱炎になる可能性もあります。
しかし、直腸がんの場合のように、肛門括約筋を切除する可能性や密集した神経の多い場所のがんには非常に有効的です。
がんの再発の可能性を低下させることによって神経を損なわずに手術を出来るようになる可能性があるためです。
放射線治療はこのように直腸がんなどによって神経に問題が生じる可能性が高い場合などに積極的に用いられています。
しかし完璧な切除の方がやはり再発率は低いのが現状です。
術後の後遺症などを考えると、どのような治療が自分にとって好ましいのか分かってくるでしょう。
がんの場合でもセカンドオピニオンを積極的に利用するのは良いことです。
放射線治療はメリットも非常に魅力的ですが、どのようなリスクがあるのかどうかなど含め医療方針を定めるためには医師と話しあうべき項目です。
放射線治療は理解を深めた上で実施すべき治療方法なのです。

大腸がんのステージ分類

大腸がんに限らずがんの進行度合いをステージと表現します。
大腸がんのステージを知ることで進行度合いを理解する事が出来るのです。
大腸がんのステージは6段階にわかれています。
これはがんの深度とがんの転移状況で決まってきます。
大腸がん深度も6段階に分かれていて、M、SM、MPからSSからSE、SIとなります。
Mが粘膜内にとどまっている段階を示しSIはがんが直接他の臓器に浸潤していることを指します。
またリンパへの転移もN0、N1、N2N3と分けられています。
N0がリンパの転移を認めないものと言う意味で次第にリンパへの転移の数が増えて行きます。
またPHMと三つのアルファベットで示すのが肝臓の転移で、Pが転移なしでMが転移が認められているという意味です。
これらを総合的に判断し、大腸がんのステージが決まります。
ステージは6段階ですが0から始まり1、2、そして3aに3b、そして最終段階が4です。
直腸がんと結腸がんの場合では異なりますが、ステージ0の場合の平均的な5年後の生存率は直腸癌で92パーセント、結腸がんで94パーセントです。
これがステージ4になると五年後の生存率は直腸がんで11パーセント、結腸癌がんで14パーセントになります。
これは完治した数字では無く再発による治療中の数字も含めてのものですが、がんの進行の度合いによってここまで変化してくるということを頭に入れておきましょう。
がんが早期発見が大切だと言われるのにはこうした理由が潜んでいるのですから、しっかりとした検査を行っておきましょう。

大腸がんの生存率

大腸がんの生存率では5年後生存率と8年後生存率で測られることが多いです。
当然のことですが、早期発見の場合とそうでない場合では生存率が大きく異なります。
また大腸がんではその中でも直腸がんなのか結腸がんなのかで、これまたデータが少し異なります。
大腸がんの生存率は決して高いとは言えませんが他のがんに比べて低すぎると言うこともありません。
ステージ0の場合、5年後の生存率は直腸がんの場合92パーセント、結腸がんで94パーセントと言われています。
生存率とは完治した率では無く、生きているか否かの数値であり、5年後も闘病中の場合であっても生きているので生存率にカウントされます。
生存率を完治率と誤解する人がいますが、それは大きな間違いなのです。
またステージ0の吸う力も分かるように結腸がんより直腸がんの方が生存率は低くなっているのです。
これがステージ4まで進行したがんになると直腸がんで11パーセント、結腸がんで14パーセントの生存率になるのです。
このことからもがんは早期発見が大切だと言われています。
大腸がんの生存率は決して高すぎることも低すぎることもありませんが、ステージによって生存率が大きく異なることが分かるでしょう。
早期発見した場合の生存率とそうでなかった場合では大きな開きがあります。
大腸がんは早期発見が難しいと言われているがんではありますが、早期発見することの大切さを実感する事でしょう。
がんの生存率は年々医学の進歩とともに増えています。

再発・転移について

がんの再発と転移について考える前に再発と転移の違いについてしっかり確認して置きましょう。
再発とは手術で取りきれなかったがんが再びがん細胞として活動し始めることをいいます。
転移とは大腸から肝臓などにがん細胞が増殖していくことを指します。
ですから、がん細胞が転移した場合も再発と呼ぶことがあるのです。
大腸がんの場合でも再発や転移は考えられる現象です。
再発の中でも恐ろしいと言われるのが転移で、これは全身にがん細胞が広がってしまっているという考えからです。
発症した場所からリンパの流れによって全身に転移してしまっていては、治療方法は難しくなります。
がんによって転移しやすいしにくいがあるのは確かで子宮けいがん等は転移しにくいがんだと言われています。
しかし乳がんは全身の癌とも言われ、非常に転移しやすいのです。
では、大腸がんは再発や転移がしやすいのでしょうか。
大腸がんは再発もしますし転移もしますが、特別再発や転移のしやすいがんだと言うわけではありません。
もちろん気をつけなくてはならない事で、ステージなどによっても異なります。
再発は初期でがんが見つかった時よりも多くのショックを受けると言います。
再発のリスクを考え、がんについて勉強することが治療中に出来ることなのではないでしょうか。
再発や転移はがん細胞によって起こってしまうものですし、小さながん細胞を目にすることは不可能です。
では、どのように再発と戦っていくかと言うと、やはりがんに対する治療方法等をしっかり勉強して置くことにほかなりません。

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