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膀胱の病気の原因・症状・治療について

公開日: : 膀胱・尿道の病気

膀胱の病気

急性膀胱炎の原因・症状・治療について

急性膀胱炎… どんな病気? 原因ってなに? 

急性膀胱炎の原因としては、大腸菌やぶどう球菌などの細菌が膀胱粘膜に感染して起こるものが最も多いです。
排尿を我慢したり、便秘、性交などが誘引となり、膀胱内に細菌が増殖すると膀胱炎を発症します。
女性は男性に比べると尿道が短く、細菌のいる外陰部と尿道との距離が近いことなどから膀胱炎を起こしやすいといわれています。

急性膀胱炎の特徴やその症状は… 

排尿時に焼けつくような痛みを感じるようになります。
排尿の回数が多くなり、頻尿の症状や、尿が出きらないで残っている用に感じる残尿感がしたり、濁った尿の出るようになります。
排尿の終わりに血液がにじんだりすることがあります。
発熱が、ある場合は、急性腎盂腎炎や前立腺炎を起こしている可能性もあります。

急性膀胱炎の治療や薬は… 

症状が軽い場合には、水分を多量に摂取する事で自然治癒する事もあります。
通常、抗菌剤の服用で数日で回復します。
男性の場合は、他の病気がある可能性も高いので、検査を必ず受ける事が肝心です。

慢性膀胱炎の原因・症状・治療について

慢性膀胱炎… どんな病気? 原因ってなに? 

膀胱炎が再発を繰り返すようになり、半年に数回も起こるようだと慢性化が疑われます。
慢性膀胱炎の原因は、結核菌感染・真菌(かび)の感染・原因不明の場合など様々な原因があります。

慢性膀胱炎の特徴やその症状は… 

症状は、尿に白血球の混入があれば慢性の膀胱の炎症が疑われることになります。
あまり主だった症状はありませんが、炎症が強くなると急性膀胱炎のように、排尿の回数が多くなり、頻尿の症状や、尿が出きらないで残っている用に感じる残尿感がしたり、濁った尿の出るようになります。

慢性膀胱炎の治療や薬は… 

原因となっている病原菌を見つけ、抗菌剤などで原因となっている病気をなおすことが治療となります。

間質性膀胱炎の原因・症状・治療について

間質性膀胱炎… どんな病気? 原因ってなに?

間質性膀胱炎は、膀胱壁の慢性炎症で、間質性膀胱炎の原因は不明であり、保険診療の対象になってない、治療の難しい病気です。

間質性膀胱炎の特徴やその症状は…

間質性膀胱炎は、女性により多く見られます。症状は、日中や夜間の頻尿(重度の症例の場合、1日あたり~40回にも及ぶ)である。膀胱の痛み、圧迫、痙攣が伴う場合もある。腹痛、尿道や膣の痛みがあることもある。

間質性膀胱炎の治療や薬は…

間質性膀胱炎は、保険診療の対象になってなく、あまり認識されておらず、的確な治療法はないため、治療の難しい病気です。抗アレルギー剤や抗うつ病などの服用や、膀胱内注射で薬剤を投与したりします。

過活動膀胱炎の原因・症状・治療について

過活動膀胱炎… どんな病気? 原因ってなに?

過活動膀胱は、「急に尿意が起こり我慢できない」、「トイレが近い」、「急にトイレに行きたくなり、我慢ができず尿が漏れてしまうことがある」などの症状がある病気です。40歳以上の男女の12%が、過活活動膀胱の症状をもっていることが最近の調査で示されています。また、この中の約半分の方に切迫性尿失禁が見られます。原因は、脳梗塞などの脳血管障害や、脊髄損傷などの脊髄障害などによって、脳から抹消神経までのどこかの部位に障害が起こり、神経の命令がうまく伝わらなくなるなどです。

過活動膀胱炎の特徴やその症状は…

過活動膀胱炎の尿意切迫感は正常人が感ずる最大尿意とは異なり、急に出現する我慢する事ができないほど強い尿意である。そのため、油断すると漏れそうになる為あわててトイレに駆け込んだり、ついには失禁してしまったりということになります。このような体験が、不安となり外出を制限するようになり、生活に支障をきたすことにもなります。

過活動膀胱炎の治療や薬は…

治療は、抗コリン剤が中心となります。抗コリン剤は、膀胱の収縮をさせる信号となる物質の働きを弱める効果があり、多くの方に効果をあげています。他には、機能の弱まった膀胱や骨盤底筋を訓練や体操で鍛える行動療法や電気刺激で行う電気刺激治療などがあります。

神経因性膀胱の原因・症状・治療について

神経因性膀胱… どんな病気? 原因ってなに?

膀胱には尿を漏らすことなくためることと、残さず排尿するという働きを持っています。これらを働かすためには、働けと言う命令を伝える神経がしっかりしていないとうまく働けません。この神経が病気になったり、けがをして排尿がうまくできなくなった場合を神経因性膀胱といいます。

神経因性膀胱の特徴やその症状は…

脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、脊髄小脳変性症、パーキンソン病、脊髄損傷、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、多発性硬化症、糖尿病、神経の外傷、二分脊椎症、子宮癌や直腸癌の手術後などにより、中枢神経や末梢神経に問題が生じることで、スムーズな信号伝達ができずに排尿障害になります。排尿障害になると残尿が多くなり、尿管結石などから膀胱尿管逆流などが頻発し、腎機能低下を招いたりします。

神経因性膀胱の治療や薬は…

治療は、障害を受けた神経や症状の種類・程度によりさまざまな対処療法が変わってきますので、専門の医師と相談の上治療に当たってください。

膀胱頚部硬化症の原因・症状・治療について

膀胱頚部硬化症… どんな病気? 原因ってなに?

膀胱頸部硬化症は、膀胱から尿道への出口が硬くなって排尿障害を起こす病気です。前立腺炎や前立腺肥大症から二次的に発症したり、前立腺の手術後などに発症します。

膀胱頚部硬化症の特徴やその症状は…

症状としても排尿困難、残尿感、頻尿など前立腺肥大症などと非常に似ています。

膀胱頚部硬化症の治療や薬は…

交感神経遮断薬の服用や、経尿道的膀胱頚部切開・切除術による手術をする方法があります。

膀胱瘤の原因・症状・治療について

膀胱瘤… どんな病気? 原因ってなに?

膀胱を支えている膣壁が弱くなって膣内に下垂してくることがあります。ひどくなると膣から体外に脱出してきます。出産や加齢で骨盤底が緩むために、膣から膣の壁と一緒に膀胱が下がってきたりする状態です。骨盤内臓器脱と総称されますが、下垂・脱出してくる臓器によって子宮脱、膀胱脱(膀胱瘤)、直腸脱(直腸瘤)などと呼ばれます。

膀胱瘤の特徴やその症状は…

会陰部に何か触れる、歩行時や排便時など腹圧がかかった時に不快感があるといった症状が多く、しばしば排尿排便障害・尿失禁を伴います。

膀胱瘤の治療や薬は…

軽度の場合は、骨盤の筋肉を鍛える事で改善します。重度の場合、これらの病気に対する根治療法としては手術しかありません。

膀胱尿管逆流の原因・症状・治療について

膀胱尿管逆流… どんな病気? 原因ってなに?

本来なら腎臓から尿管、膀胱へと送られ、尿管に逆流させない機構があるのですが、この機構が破綻をきたすと、尿の膀胱尿管逆流が起こります。その原因としては、先天性欠損膀胱炎、神経因性膀胱、尿道狭窄、前立腺肥大などの下部尿路通過傷害や手術の影響などがあげられます。

膀胱尿管逆流の特徴やその症状は…

逆流すると、しだいに腎盂腎炎が慢性化し、炎症が腎盂・腎杯のみならず腎実質にも及んで萎縮していき、機能も低下してきます。これを放置すると、進行して慢性腎盂腎炎を起こすばかりでなく、糸球体にも硬化症病変を起こし、これが進行して慢性腎不全に至り、血液透析を余儀なくされる場合もあります。

膀胱尿管逆流の治療や薬は…

子どもでは、自然に消失することもありますので、経過を見ます。発見の時点で腎盂腎炎を繰返したり、水腎症がある場合は、逆流防止術の手術をします。

膀胱結石の原因・症状・治療について

膀胱結石… どんな病気? 原因ってなに?

膀胱結石とは、膀胱内部に形成された結石のこと。
腎臓や尿管の結石が膀胱に下がってきたものと膀胱で発生したものの2種類に分かれます。
結石の成分は尿に溶けこんでいるカルシウムやシュウ酸、リン酸などのミネラル物質を主な成分として、何らかの原因で結晶となり石のように固まったものです。
尿路を腎臓・尿管などの上部と膀胱・尿道などの下部とに分け、石が出来る部位によって「上部尿路結石」と「下部尿路結石」に分かれます。
現在では、腎臓で結石が形成され、これが尿管に下降する「上部尿路結石」が約95%をしめています。
通常、結石というのは腎臓や尿管で形成・成長することが多く尿路の中で最も細い尿管を通過するまでが大変で、最も痛みを伴います。
そこをくぐり抜けて膀胱までたどり着けば、後は排尿時に力を入れるだけで尿と共に排石されます。
膀胱の次に通る尿道は、尿管よりも太いため尿管を通過できた結石が尿道を通れないということは無いからです。
しかし、膀胱の出口から尿道への流れが悪くなっていると膀胱内にある尿を全て排出できなくなり、そこで結石が形成されたり、腎臓や尿管から流れてきた結石が大きく成長してしまいます。
尿の通過障害で代表的なのは、前立腺肥大症です。
前立腺肥大症は高齢になるほどかかりやすく、50代男性の約40~50%、80代以上は80%を超えると言われているため膀胱結石も50代以上の男性に最も多く見られます。
その他、慢性的な膀胱炎の繰り返しや、尿道が狭くなる尿道狭窄、下部尿路の通過障害を起こす神経因性膀胱や膀胱憩室症などを発症した際にも膀胱結石ができたり、
結石が成長しやすくなります。
その他、尿路感染、代謝異常、ホルモンの異常、薬剤の影響などもありますが、原因不明の部分も多くあります。

膀胱結石の特徴やその症状は…

膀胱結石ができると、結石の移動による下腹部の痛みや血尿に加えて、排尿時の痛み、膀胱機能が異常をきたして排尿のタイミングや量を
コントロールできなくなる頻尿、残尿感、2段排尿など、膀胱炎に似た症状が現れます。

膀胱結石の治療や薬は…

尿道は尿管より太いので、本来尿管から下がってきた結石はほとんど尿道から対外に排出されるのですが、排出されない場合には、前立腺や尿道になんらかの障害が起こっていることが考えられます。
よってそのような場合には、原因となる病気の治療を行います。
また、内視鏡を挿入して直接結石を取り出したり、砕いたりする方法や同じく内視境的に超音波、レーザー、圧搾空気で石を砕く方法も行なわれます。

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