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パーキンソン病ってどんな病気?原因や症状、治療法などまとめました。

公開日: : 最終更新日:2015/02/17 頭・脳・神経の病気 , , , ,

パーキンソン病ってどんな病気
現在高齢化社会が進みつつある日本では、パーキンソン病患者が増えつつあります。
しかし、認知症などといった症状と勘違いされやすいこの病気は、進行すれば要介助者となってしまうほどの重大な病気です。
最近では若年性パーキンソン病患者も増えつつあり、この病気に関しての認知度はどんどん上がっています。
誰でも起こりうる可能性のあるこの病気を知ることは、周りの方を助けることにもなります。
ぜひ、パーキンソン病のことを詳しく知り、適切な対策をして快適な生活を送るヒントを見つけてください。

パーキンソン病とは…

パーキンソン病は、主に40歳から50歳以降に発症する病気です。

ゆっくりと進行する神経変性疾患ですが、その原因は解明されていません。

一説では、神経伝達物質の一つであるドーパミンが減少する事で起こると考えられています。

日本では、パーキンソン病は人口1,000人当たりに約一人の確率で発症するといわれ、日本全体で10万人以上の患者さんがいると推定されています。

高齢化社会を迎えるにあたり、今後ますます患者数は増えると予想されている疾患のひとつです。

パーキンソン病は50歳、60歳代で発病することが多いのですが、70歳代以上の高齢で発病する方も稀ではありません。

また、時には40歳前に発病する方もいます。

一般的には遺伝する病気とは考えられていませんが、年齢の若い段階で発病した方の中には、遺伝子の異常がある方がいる事が解ってきています。

手足のふるえや手足のこわばり、また、動作が緩慢になってしまったり転びやすくなるといった症状が代表的な特徴です。

しかし症状の進行は非常に遅く、発病後およそ10年経つと要介助者となってしまう人が半分くらいの割合でいます。

おもな治療法は薬物療法、リハビリ、手術などがあります。

パーキンソン病はドーパミン不足が原因とされているので、ドーパミンを直接補充する薬をのむことが推奨されています。

しかし治療法の中で一番重要なのがリハビリテーションです。

筋肉が硬化しやすいこの病気において、一番重要な治療法とされています。

原因

現在、パーキンソン病の患者数が増えていますが、その原因は解明されていません。

しかし、典型的なパーキンソン病である場合には、老いによる脳細胞の死が関係しているということが考えられています。

老いると脳も老いてしまい、次第に脳細胞が死んでいきます。

これが認知障害などの原因ともなっていますが、パーキンソン病であってもそれが関係しているのです。

直接的な原因はドーパミンという脳内でつくられる物質が不足していることとされています。

老化によってそのドーパミンを作り出す細胞が少なくなるのです。

中脳にある黒質という部分からは、大脳の大脳基底核に神経細胞が連結されています。

この神経同士のやり取りに、ドーパミンが使われているのです。

しかし、黒質の細胞が減少することによってドーパミンの生成量も少なくなってしまい、神経のやりとりに不具合を出すようになります。

それによってパーキンソン病の症状を発症してしまうと考えられています。

なぜ細胞が減ってしまうのか、それは本当に老化によるものなのか、これははっきりとわかっていません。

おそらく複数の要因が関係していると考えられていますが、ドーパミンの量が正常値よりも20%下回ると発病することは確実なようです。

ドーパミンの量が減ると他の神経細胞への伝達も鈍くなってしまうため、それによって発症するとも考えられるので、原因はひとつとは限らないようです。

直接的な原因が解明されるまでは、根本的な治療法が見つからないのが現状です。

症状

パーキンソン病の症状は、基本的に意識的に止められる症状が少ないです。

主な症状としては、「振戦」という体全体に起こるふるえです。

手や足、頭、体全体にわたってふるえが起こります。

左右どちらかに強く出ており、安静時に強くふるえ、自発的に動くと軽くなったり消失します。

また、自覚症状は少ないですが、「筋強剛」「筋固縮」という症状も出ます。

医師が診断をする場合に、患者さんの肘を支えながらその腕を伸ばしたり曲げたりすると「ぎこぎこ」といった動きを感じることがあります。

患者自身はあまり感じないのですが、他人が動かそうとすると感じるのが特徴なので、パーキンソン病であるかどうかを医師が診断するのに基準のひとつとされています。

症状によっては、動作が緩慢になって歩くのが遅くなったり、日常生活の動作すべてにおいて緩慢さが目立つようにもなります。

反射神経にも障害が起き、倒れてしまったり転びやすくなってしまうという症状も出ます。

パーキンソン病患者には副交感神経の緊張と交感神経の部分的な緊張による自律神経症状が出ることもあります。

便秘がその最たる症状ですが、発汗過多やよだれをたれながす、あぶら顔などがあります。

また、立ちあがる時には通常血管が収縮して血圧がさがらないように自律神経が働くのですが、自律神経に障害があると血圧が下がってしまい、ひどい時には失神してしまいます。

歩行障害や姿勢異常、言語障害など、様々な症状も引き起こすため、次第に日常生活が困難になっていきます。

遺伝子治療

パーキンソン病の原因は、ドーパミンの減少にあるとされていますが、その治療法は、基本的に薬やリハビリで治すというのが主流です。

しかし、パーキンソン病に使う高パーキンソン病薬は副作用が強いため、耐えられないという患者さんも多いのが現状です。

いくら効くといっても、薬を使えない患者さんがいては意味がありません。

そんな中、現在治療法のひとつとして、遺伝子治療の研究が進んでいます。

ドーパミンの減少によって病状が進行するため、薬を投与する場合はそのドーパミンを補う物質を投与するのが常です。

しかし、進行するにつれドーパミンに変換するAADCという遺伝子のはたらきが弱くなっしてしまうので、薬を投与しても意味がなくなってしまいます。

遺伝子治療では、このAADCという遺伝子を組み込んだ細胞を脳に直接注入するという手法がとられます。

脳に直接注入する、というと怖い気もしますが、副作用も起きないうえ症状緩和につながった、という報告がされています。

現在はまだ実験段階ですが、既に米国では治療を施した患者さんもいるようで、数年経っても効果が持続しているようです。

遺伝子レベルの治療ということで倫理上の問題など様々な問題が壁となりますが、その壁を越えることができれば、薬の副作用で苦しむ患者さんを救う有効手段となりえます。

もちろん、重篤化して薬ではどうしようもないという患者さんでも治すことができるのです。

これからの遺伝子治療の研究に期待していきたいところです。

針灸療法

パーキンソン病など、全身の筋肉や動きに関する障害が起きる病気の場合、多く勧められるのが鍼灸です。

鍼灸療法は、はりや灸などで様々な部位に刺激を与えることで、治療や健康増進を可能とする療法です。

パーキンソン病でも有効とされている治療法のひとつですが、完治とまではいかないのがはがゆいところです。

頭や首にあるツボを鍼灸療法で刺激すると、自律神経に異常が出がちのパーキンソン病ではとても有効な手段になります。

自律神経の働きが改善されば、症状緩和にもつながります。

ただ、ツボを刺激したからといってすぐに症状緩和につながるわけではありません。

即効性はありませんが、長い目で見ると進行がもっと和らいだり、動きやすくなったりすることがほとんどです。

基本的には症状の進行を遅らせたり、少しでも日常生活を送れるようにしたいという目的でこの治療法がとられます。

また、薬の副作用が酷い患者さんは鍼灸の先生に相談すると、症状によっては副作用も緩和されます。

自分に今何が起きているのか、またどんな薬を飲んでいるのかもしっかりと先生に伝えてから治療を受けたほうがよいです。

鍼灸療法はうさんくささを感じる人が多い治療法ですが、れっきとした治療です。

症状改善は個人差があるものの、副作用もなく、悪化することもまずない治療法なので、安全でリスクのない治療法といえます。

保険対象外となってしまいますが、薬の副作用などが怖い場合はこの治療法を選んでみるのもいいでしょう。

カイロプラクティック療法

今、カイロプラクティックを施術してくれる店が増えてきています。

実はパーキンソン病とカイロプラクティックにも浅くない関わりがあります。

カイロプラクティックはパーキンソン病とも相性がよいのです。

この療法は脊椎と背骨の歪みを矯正し、体を柔らかくしてリラックスさせることで健康な状態に戻すというのが特徴です。

この脊椎と背骨の歪みを直す、というのが、パーキンソン病の症状緩和にもつながるのです。

立てなくなってしまったりする原因は、背骨や脊椎の歪みによるものです。

自律神経のはたらきが異常になってしまうと、脊椎や背骨のカーブにも異常が出てしまいます。

また、全身の筋肉も緊張状態になって、思うように体が動かせなくなってしまうのです。

カイロプラクティックはそうした状態を和らげて症状緩和につなげてくれます。

ただし、この治療法も完治が目的でなく、あくまで現状の症状緩和を目的としています。

また、このカイロプラクティックは無資格でも行うことができるので、施術を受けるお店はしっかり選ばなくてはいけません。

症状改善には何回か通う必要がありますが、副作用や悪化するケースはそうそうないので、しっかりとお店を選んで通いましょう。

保険適用外の治療法なので金銭面がすこし心配ですが、薬の副作用が怖い場合や手軽に症状緩和につなげたい場合はとてもいい治療法です。

まずは近所のカイロプラクティックを施術してくれる場所を調べて、どんなところかきちんと確認しましょう。

薬物療法

パーキンソン病の治療法で主たるものはやはり薬物療法です。

ドーパミン不足で症状の進行が引き起こされるこのパーキンソン病では、ドーパミンの補充として使われる薬があります。

これは「L-ドーパ」という物質を含んでおり、これがドーパミン不足を補充してくれる役割があるのです。

ドーパミン不足なのになぜドーパミンそのものを投与しないのか、それにはきちんと理由があります。

脳には、元々脳に有害となる物質を中にいれないようにする働きがあります。

その有害となる物質にはドーパミンも入っており、そのためドーパミンは服薬できないのです。

しかし、このL-ドーパは脳に入ってドーパミンの代わりになることができるので、これが薬に使われます。

ただし、副作用は悪心、嘔吐、食欲不振、めまい、起立性低血圧、不整脈、興奮、幻覚、妄想、抑うつ、不眠、ねむけなど様々な副作用を引き起こす可能性があります。

一番効きやすい薬ではあるのですが、一番副作用の危険性が高い薬でもあるので、医師との相談が欠かせず、慎重に服用しなければならない薬です。

ふるえなどの症状が出ている場合には、アセチルコリンという神経細胞が活発化している兆候が見られるため、これをしずめる薬も投与されます。

抑うつ症状が出ていれば抗うつ剤などの向精神薬が投与されることもあります。

パーキンソン病のどの症状が出ているのか、それによって個々人で出される薬が違うため、それぞれにあった薬を選ぶ必要があります。

漢方療法

パーキンソン病の治療に用いられる薬には、副作用が強い薬が多いため、長い期間で使用するのが困難なことがあります。

特に高齢者になればなるほどその傾向は顕著なので、別の治療法が必要になります。

そこで、症状緩和のたすけになるのが漢方療法です。

基本的に完治は期待出来ませんが、症状緩和や症状の進行を遅らせることができるとされています。

パーキンソン病においても漢方のはたらきは期待出来ます。

漢方には生薬が用いられますが、この中でもパーキンソン病には厚朴という生薬が効き目があるとされています。

厚朴はけいれんを抑えたり、筋肉の緊張を緩和してくれるはたらきがあります。

筋肉の動きが異常な場合が多いパーキンソン病では、病状の進行を和らげるには最適な効果といえます。

事実、この厚朴がよく効くと病状の進行がかなり遅くなったという人が多いです。

初期症状が確認された時点から飲み始めると症状の進行を抑える効果に大きな期待ができます。

漢方の調合は個々人の体質によって異なるので、漢方を使う場合は医師にしっかりと相談しましょう。

基本的に症状を遅らせるためにも継続的に飲み続けなければならないものですが、しかしこれを飲み続けるだけでも症状が緩和されるという人もいます。

完治しないまでも、現状の病状が楽になるのであれば、考えてみない手はないかもしれません。

今使っている薬が心配なのであれば、漢方治療に乗り換えてみるのもいいかもしれません。

食事療法

パーキンソン病は他の成人病などの病気とは違って、食事療法が主だってとられることはありません。

大体は薬物療法やリハビリテーションによる症状緩和などが主ですが、時に食事療法もとられることもあります。

基本的に、パーキンソン病は脳の病気なので、食事制限などはとられません。

健康上の問題はありますが、お酒も呑んで大丈夫ですし、タバコだって止められません。

しかし、使用している薬の種類によっては、食事療法がとられることもあります。

そのひとつに、低たんぱく療法があります。

アミノ酸で構成されているタンパク質を多く摂り過ぎると、薬物療法で用いられるL-ドーパの効果が減少してしまう傾向があるためです。

そのため、L-ドーパを投薬してもあまり効果が見られないパーキンソン病患者には、低たんぱく食事療法を勧められることがあります。

しかし、ただL-ドーパを投薬されているからといって自分から食事療法をするのはよくないので、あくまで医師に指示されたときのも気をつけるようにしましょう。

パーキンソン病の薬物治療では副作用として便秘などがある場合があるので、食物繊維を多く摂ることはおすすめといえます。

また、病状の進行によっては喉の筋肉が緊張気味になり、飲み込む力が弱くなってしまいます。

そのときにはあまり固いものや固形物を食べないようにして、徐々にやわらかいものや流動食に切り替えていかなければいけません。

しかし、まだ喉が元気なうちは、しっかり物を噛んで食べるようにすると脳にもよい働きをもたらしてくれます。

手術

パーキンソン病は脳の病気とされています。

それなのに手術?と思う人もいるでしょうが、パーキンソン病においても手術は有効なのです。

手術部位は脳。

脳手術というとロボトミーなどを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、これはれっきとした治療法として新しく認められたものです。

すでに2000年より健康保険で治療が受けられるようになっているため、パーキンソン病患者の最後の光明といえます。

この病気の主な症状は自分の意思に反して体が動いてしまう不随意運動です。

これは脳の働きによるものなのですが、パーキンソン病では脳の一部に異常が出ているため、この不随意運動が起きてしまうのです。

こうした症状を緩和するため、基本的には薬での治療がすすめられますが、長期的に治療をしているとだんだん薬の効き目が弱くなってしまいます。

そうすると薬を飲む間隔が短くなったり、病状が進行して薬すら飲めなくなってしまうこともあります。

そういった患者さんには、脳深部刺激療法、通称DBSがすすめられます。

手足の動きを制御している脳の一部分に、細い電極を入れ、神経に電気信号を送ることにより、脳から手足に伝わる電気信号をしっかりと調節して不随意運動が起きないようにします。

残念ながらこれによって完治をすることはありませんが、薬を飲む頻度を少なくしたり、不随意運動をなくすことができます。

薬を飲んでいない時でも不随意運動が少なくなれば、日常生活においても楽になるはずです。

運動療法

パーキンソン病の症状が進行するのを和らげるのは、何より運動することが一番とされています。

基本的に、パーキンソン病でなくとも筋肉は使わないうちに衰えていくものです。

家にこもりがちになって体を動かさずにいるとますます体が衰えていくため、家の中にいても自発的に運動をするよう心がけないといけません。

体を動かすことでストレスも解消できるので、症状が進行するのを抑えてくれるのです。

パーキンソン病の運動療法は全部で5種類定義されています。

関節可動域訓練は筋力低下や筋肉が短くなってしまったり固まってしまうのを抑えます。

基本的には体を伸ばしたり回旋することで各所の筋肉をほぐすのが目的です。

また、ただでさえ弱ってしまう筋力を上昇させる筋力増強訓練もかなり重要です。

プールでのウォーキングやマット運動が効果的とされています。

プールに通えるのであれば水泳も肺活を鍛えてくれるのでとてもよいでしょう。

姿勢矯正訓練は、背中の筋肉が衰えることにより前傾体勢になりがちになるのを抑えます。

ブリッジ運動を行なってみたり、背筋を伸ばしたり、姿勢を正します。

平衡機能訓練はバランス感覚を取り戻すための訓練です。

平衡感覚が鈍ってしまい、転んでしまうこともあるこの病気では、こういったバランス感覚を取り戻すことも重要とされています。

小刻み歩行の兆候がでてきた患者さんには、歩行訓練が勧められます。

腕を大きく振ったり、大きく足を踏み出すように心がけるだけでも、歩幅が狭まっていき転びやすくなったり動きが緩慢になるのを抑えてくれます。

精神的なリハビリ

パーキンソン病といえばふるえなどの不随意運動ですが、なかには精神に作用する症状もあります。

俗にいう抑うつ症状ですが、これは、患者さんがパーキンソン病を宣告されたというだけでも過度な精神的ストレスがかかってしまい、病状がさらに悪化してしまうことがあるようです。

この病気にかかっているだけで抑うつ症状が出やすくなってしまっているためです。

こういった精神的ストレスがあるだけで、薬を使っても効果が半減してしまったり、服用回数が増えてしまうことがあります。

これはパーキンソン病の症状といっても差し支えないでしょう。

なので、パーキンソン病では肉体面だけでなく、精神面でのリハビリも重要になります。

まずは、自分でこの病気がどんな病気なのかをしっかり理解することが大切です。

基本的に一生治らない病気ではありますが、ちゃんと付き合っていけば病状の進行を和らげてくれる手段はたくさんあるのです。

焦りすぎず、しっかりと自分の現在の症状と向きあいましょう。

病気と関係ないことなのに心配し過ぎると、かえってストレスになってしまうことが多々あるので、この病気とはどんなものなのかをちゃんと理解する必要があります。

また、家族にも自分の病気のことをちゃんと知ってもらうことが大切です。

これは周りの人の心がけになりますが、自分の身近な人がこの病気になってしまったときのためにも、前もってしっかりこの病気について知っておきたいところですね。

生活上の注意点

パーキンソン病を患った場合、日常生活はどうすればよいのか。

制限がたくさんあるのではないか、と思うかもしれませんが、制限というよりむしろ「気をつけたほうがいいこと」や「心がけたほうがいいこと」がたくさんあります。

まず、食事は栄養バランスのよい食事を心がけること。

パーキンソン病の場合、起立性低血圧など低血圧の症状が出る場合もあります。

低血圧の症状が出ている場合は、なるべく塩分を控えないようにしましょう。

夏は特に夏バテなどで経口摂取が難しくなるかもしれません。

その場合は、水分摂取の回数を増やす、一回の食事の量を減らし、回数を減らすなどの工夫をしてみると、効果的に栄養摂取ができるでしょう。

トイレに不自由する場合は、尿器を部屋で使用せず、トイレで尿器を使用しましょう。

あまり自室で尿器を使用すると、精神衛生上よくはありません。

精神的なリハビリやなるべく動くためにも、尿器はトイレに置いておきましょう。

また、なるべく運動をするように心がけましょう。

動けないからといって動かないでいると、余計に進行してしまうのがパーキンソン病です。

安静にして治る病気ではないので、運動によって症状の進行を遅らせるようにしましょう。

精神的なリハビリにも務めるように気をつけましょう。

病気が進行するとどんどん精神的にも不安定になりがちです。

ご家族と話したり、友人と話したり、自分の趣味に没頭したり、なるべく自分の精神の安定に務めるよう心がけましょう。

食事の注意点

パーキンソン病では、食事制限がかかる場合はほとんどありません。

しかし、パーキンソン病は、自律神経症状の一つとして臓器の働きが悪くなってしまい、便秘がちになることがあります。

なので、なるべく消化の良い食品や、食物繊維を多く含んだ野菜、豆類、海藻類などの食品を選んでこんだてを作るほうが効果的です。

食物繊維と同様に、この病気にとってはたんぱく質などもかなり大事な要素ですので、積極的に摂る必要があります。

また、パーキンソン病の症状が進行すると、食べ物が飲み込みにくくなってしまうことがあります。

そのような症状が出ている場合は、食事を細かく切り刻むなどの工夫が必要になります。

できるだけ食べ物をやわらかくして出すということもいい手法でしょう。

たとえばスープに混てやわらかく煮るというのも一つの方法です。

なるべくとろみを出すと飲み込みやすいです。

食事に不自由すると、食事が楽しみではなくなってしまうこともあります。

この病気は、手足のふるえなどの症状もあるため、余計に食べることに対して楽しみを失ってしまう可能性があります。

食べるという楽しみを失ってしまうと、非常にストレスにもなります。

できるだけ食事を楽しくしてもらうということが重要になってくるのです。

ただし、パーキンソン病だからといって全ての人が便秘がちになるわけではありません。

普通に食事ができるのであれば、普通の人と変わらない食事をしたほうが楽しめるでしょう。

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