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物忘れ改善対策に有効な食品・サプリ

公開日: : 最終更新日:2016/02/16 頭・脳・神経の病気 , , , , ,

物忘れ改善対策に有効な食品

有効な食品

物忘れに有効な食品があれば知りたいという方は、きっと多いことでしょう。

簡単にいえば、脳の機能を活性化させるためには血行を良くすることが大切ですから、いわゆる「血液サラサラ」に効果的な食品というのが物忘れにも有効だと考えられます。

代表的な食品としては、血液サラサラ効果が高いと言われる「ケルセチン」が含まれた『玉ネギ』や、血管壁のコレステロールを溶かす「レシチン」が含まれた『大豆製品』などが挙げられますね。

大豆製品は全般的に健康によいとされていますが、中でも特筆すべきなのが『納豆』で、この中に含まれている「ナットウキナーゼ」は血栓の主成分であるフィブリンを溶かす働きをしますので、ぜひ日常的に食べておきたい食品と言えます。

他にも、血管を拡張させる「コリン」が含まれている『卵』や、脳内の血管を丈夫にする「ビタミンE」と「ビタミンB12」が豊富に含まれている『ごま』なども物忘れに有効な食品といえるでしょう。

脳の働きを良くするということでは、「DHA」が含まれた『青魚』を食べることも有効です。

DHAには、血管障害を予防するという働きもありますので、二重に効果があると考えられます。

また、少し意外なところでは、「コーヒー」も物忘れに有効な食品と言われています。

コーヒーには神経細胞を活性化する「トリゴネリン」という物質が含まれていますので、脳機能を向上させる働きが期待でき、実際に初期の認知症の人がコーヒーを飲み続けたた症状が改善したという例もあるそうです。

ただし、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」ですから、どれかの食品に偏るのではなく、バランスよく食べることが大切といえるでしょう。

有効なサプリメント

アミノ酸と言えば、タンパク質を構成する成分として、私たちの身体になくてはならないものですね。

「アミノ酸は全ての生命の元」と呼ばれるほど重要な成分です。

しかし、タンパク質の構成成分というと、筋肉には関係があっても物忘れには影響がなさそうな気がするかもしれませんが、それは大きな間違い。

実は、アミノ酸を積極的に摂取することで神経細胞が正常に保たれ、集中力の向上や記憶力の低下を防止する働きが期待できるのです。

特に脳の働きを高める効果があるとされているアミノ酸には、神経伝達物質を作る「フェニルアラニン」や、神経関連の働きを助ける「グルタミン酸」などが知られています。

フェニルアラニンの方は、興奮性の神経伝達物質である「ノエルピネフリン」と「ドーパミン」に転換されるのですが、これらの物質は私たちに「好奇心」や「鋭敏さ」、それに「活力」をもたらすとされていて、「知的興奮」を高める作用があることがわかっています。

つまり、新しい知識を得ることが楽しくなり、その結果、記憶力の向上にもつながってくるのですね。

また、フェニルアラニンには「抑うつ効果」もあると言われています。

もう一つのグルタミン酸は、昆布などの旨味成分としても広く知られていますが、やはり脳機能を向上させて気分を高揚させる働きを持っています。

これらの成分により、脳のエネルギーが増加して、その結果、物忘れの防止にもつながっていくということですね。

フェルラ酸

『フェルラ酸』も、物忘れの防止、特にアルツハイマー型認知症の予防に有効な成分として注目されているものの一つです。

アルツハイマー型認知症の原因については、現代の医学でも詳しいことがわからないというのが現状ですが、異常タンパク質である「アミロイドβ」という物質が脳内に蓄積していくことが関係しているのではないかという説があるようです。

まだ確証までは取れていないようですが、それが本当であれば、アミロイドβの蓄積を抑えることができればアルツハイマー型認知症を予防することができますね。

そこで注目されているのが、フェルラ酸なのです。

フェルラ酸には、アミロイドβの蓄積を防ぐ働きがあり、強力な「抗酸化作用」や「抗炎症作用」、それに「解毒作用」などもあると言われています。

マウスを使った実験では、フェルラ酸を投与することで記憶力が低下しなかったというデータが出ていますし、フェルラ酸のサプリメントを飲みだしてから物忘れが改善したことを実感しているという人も少なくはないようです。

朝のテレビ番組で有名なウィッキーさんも、ひどい物忘れでなやんでいたそうですが、このフェルラ酸で改善したということです。

フェルラ酸は、「米ぬか」の中に含まれているものですから、玄米を食べていれば摂取できそうですが、あまり効率的ではないでしょうし、玄米が苦手という方もいることでしょう。

そう考えると、サプリメントでフェルラ酸を摂取するほうが手軽ですし、確実と言えますね。

アセチルLカルニチン

『アセチルLカルニチン』というのは、脳に必要な「アセチルコリン」という物質を増やす働きをするものです。

元々は「Lカルニチン」という形で体内に存在しているのですが、ここに「アセチル基」というものが結合してアセチルLカルニチンになります。

このアセチルLカルニチンが不足すると、前述のアセチルコリンが作られなくなるのですが、これが記憶力の低下につながってしまいます。

というのも、アセチルコリンこそが、記憶力の低下を抑制する神経伝達物質だからです。

ですから、アセチルLカルニチンを積極的に摂取すると、物忘れの防止にも有効となるのですね。

通常の物忘れだけでなく、アルツハイマー病の初期症状を改善する働きがあるともいわれていますので、世界中でその研究は進められているようです。

では、アセチルLカルニチンを摂取するには何を食べればいいのかというと、代表的な食材として「ラム肉」や「マトン」などが挙げられます。

しかし、これらの肉は日本では日常的に食べる習慣はあまりありませんし、匂いや味にクセもありますから、残念ながら万人向きというものではありません。

それに、1日に必要なアセチルLカルニチンを食材だけから摂取するというのは、あまり現実的ではありませんから、やはりサプリメントを活用する方がいいでしょう。

アルツハイマーにも効果が期待できるということで、各社から様々なサプリメントが販売されていますから、ぜひ飲みやすいものをためしてみるといいと思います。

DHA

『DHA』といえば、脳に良い成分として広く知られているものですね。

「頭が良くなる栄養素」といわれることもあるくらいですから、物忘れの防止にも有効な成分であることは間違いないようです。

DHAというのは『ドコサヘキサエン酸』の略称ですが、魚の不飽和脂肪酸のことで、特に「イワシ」や「サバ」、それに「マグロ」などの青魚に多く含まれていると言われています。

不飽和脂肪酸ということで魚の脂肪の中に多く含まれていますから、マグロを食べるなら「トロ」の部分のほうがDHAを摂取しやすいようですね。

元々、日本人は魚をよく食べる民族でしたから、日常の食生活の中で自然にDHAを摂取していたのですが、最近では肉類を中心とした食事の欧米化が進んできたため、摂取量は激減してきています。

だからといって、トロを大量に食べるというのは現実的ではありませんから、効率よくDHAを摂取するのであれば、やはりサプリメントを活用するほうが良いでしょう。

現在では、多くのサプリメントメーカーからDHAの製品が販売されていますので、飲みやすいものを見つけてためしてみるといいと思います。

DHAを十分に摂取すると、脳の神経細胞であるニューロンの生成が活発化し、その結果、記憶力や学習能力の向上にもつながっていくようです。

また、血栓を予防する効果もあると言われていますので、脳血管性の認知症を予防する働きも期待できるでしょう。

物忘れが気になりだしたら、まず試してみたいサプリメントといえるかもしれません。

αリポ酸

『α(アルファ)リポ酸』といえば、レバー類やトマト、ブロッコリーなどに多く含まれている栄養素で、ビタミンによく似た性質のものです。

元々、私たちの体内に存在している脂肪酸の一種なのですが、20代をピークにその量はどんどん減少していき、それが原因となって代謝が低下し、太りやすい体質になってしまうとも言われています。

そのため、ダイエット用のサプリメントとしても注目を集めているのですが、このαリポ酸は物忘れにも効果があると考えられています。

というのも、αリポ酸にはとても強力な「抗酸化作用」、つまり「アンチエイジング効果」があると言われているのです。

このアンチエイジング効果は、見た目や体力的なことだけでなく、脳の老化を防止するためにも効果があるとされていて、物忘れや認知症の予防にも有効なものだと考えられています。

私たちの脳には、有害な物質が通過できないように「血液脳関門」と呼ばれるものがあるのですが、αリポ酸はここを通過することができますので、その強力な抗酸化作用を脳に直接働かせることが可能なのです。

また、αリポ酸にはブドウ糖をエネルギーに変換するという働きもしてくれます。

これにより脳内がエネルギッシュな状態になっていきますから、考えようという意欲も高まり、頭のなかがスッキリするという効果も期待できるようです。

もちろん、集中力も高まってきますから、物忘れの防止にも効果的に働きかけてくれるでしょう。

イチョウ葉

脳の血管を正常に保ち、脳梗塞の予防や改善にも効果があるということで注目を集めているのが『イチョウ葉』です。

日本では街路樹として親しまれているイチョウですが、ヨーロッパでは健康に良いハーブとして長く研究されているようです。

イチョウ葉の主要成分は、「フラボノイド」という植物特有の色素成分と、「テルペンラクトン類」という芳香成分です。

フラボノイドには、「血管拡張効果」や「血管修復効果」、それに「血流促進効果」などがあり、テルペンラクトン類には「血流アップ効果」や「血液サラサラ効果」があるとされています。

つまり、これらの働きにより脳の血流が良くなり、その結果、脳梗塞などが予防できるので、いわゆる脳血管性の痴呆症などにかかりにくくなるわけです。

脳の血流が良くなれば、脳機能も活性化してきますので、通常の物忘れも改善する効果が期待できることでしょう。

また、テルペンラクトン類の中には「ギンコライド」という成分が含まれていて、これが脳細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用を持っているともいわれていますので、脳のアンチエイジング効果も期待できそうですね。

このように、脳に対して大きな効果が望めるイチョウ葉ですが、一点だけ注意するべきことがあります。

それは、生の葉を服用することや、自分でお茶を煮出したりするとアレルギー反応などを起こす可能性が高いということ。

ですから、サプリメントとして製品化されたものを摂取することが大切といえるでしょう。

コリン

『コリン』というのは、アルツハイマー型認知症の予防に効果があるということで、広く注目されている栄養素の一つです。

アルツハイマーの原因については、まだまだわかっていないことも多いのですが、現在有力視されている説の一つに、「アセチルコリンが不足することでアルツハイマーが発症する」というものがあります。

アセチルコリンというのは、神経伝達物質のひとつで、コリンが原料となっているものです。

つまり、コリンを積極的に摂取することでアセチルコリンを不足させないようにすればアルツハイマーの予防になるということですね。

また、コリンには血管を拡張させて血圧を下げるという働きもありますし、血管の壁にコレステロールが沈着するのを防ぐ働きをする「レシチン」の構成成分でもありますので、脳血管性認知症を予防するという点でも効果が期待できる栄養素といえます。

コリンが多く含まれている食材として、特によく知られているのが「卵」と「大豆」です。

中でも、卵の「卵黄」には大豆のおよそ3倍のコリンが含まれているといわれていて、しかも食品の中でもっとも脳内に吸収されやすいとされています。

他に、「豚レバー」や「ニシン」、「ナタネ」、「ヒマワリの種」」などにもコリンが多く含まれているとされていますが、現代の食生活では食材だけから摂取するのが難しいという場合も少なくないでしょうから、サプリメントを活用するというのが効率的と言えそうですね。

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