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巻き爪の原因・症状・予防などについてまとめました。

公開日: : 最終更新日:2016/02/16 足の病気 , , ,

巻き爪の原因
巻き爪は、爪の病気の中で最も発症しやすく、大半が足の親指の爪に起こります。
足の親指は歩行に大きく関わっており、その爪が病気になると歩き方まで変わっていき、やがて腰やひざにも影響します。

しかし、普段は見る機会の少ない場所に起こるため、ほとんどの人が気付かず、知らない間に進行していることが多々あります。
巻き爪は悪化するほど治療が難しく、放っておくと歩行困難になってしまう危険があるので、一刻も早い対策が必要です。

こちらでは、巻き爪の原因や症状をはじめ、矯正や手術の内容、自宅で簡単にできる対策、予防法、セルフケアグッズなど、巻き爪対策に役立つ情報をご紹介しています。

巻き爪とは…

巻き爪とは、主に足の親指の爪が内側に巻き込まれた状態を言います。現代の「靴を履く習慣」が生み出した足の病気とされており、老若男女問わず、靴を履く全ての人に起こる可能性があります。

また、巻き爪は靴を履く以外にも様々な原因が考えられるため、赤ちゃんでも巻き爪になってしまうことがあります。現在、巻き爪に悩まされている人の割合は10人に1人、日本の場合、およそ1億2千万人のうちの10%ですから約1200万人もの日本国民が巻き爪を起こしていると言われています。

この数字はあくまで、巻き込まれた爪が足の指に食い込んだことによって何らかの症状が現れたために病院で治療を受けている人の数です。自覚症状がなくても、知らず知らずのうちに爪が巻き込まれている「巻き爪予備軍」はさらに多いと見られます。

普段、靴や靴下で隠れている足の爪というのは手の爪と比べて注意深く見る機会が少なく、手入れがおろそかになりがちです。しかし、足は全身を支える重要な役割があり、足の爪もそれに大きく関わっています。

足の爪にも気を配り、日頃からきちんとケアして巻き爪を防ぐことが一番ですが、もし巻き爪になってしまったら一刻も早く治療しなければいけません。巻き爪は症状が軽いうちは簡単な治療で治すことができますが、症状が悪化するほど治りが遅く、どんどん治療が困難になります。

治療せずに放置した場合、全身を支える足に悪影響を及ぼし、歩行などに障害が出る恐れもあります。
「巻き爪かもしれない」と感じたときは、すぐに病院へ行くことが大切です。

巻き爪の原因…

足の爪が内側に曲がってしまう原因は、大きく分けて遺伝による先天的なものと、環境などによる後天的なものがあります。

先天的要因

◆ 体質の遺伝
爪の弾力や厚みは生まれつき遺伝子で決まっており、巻き爪になりやすい体質を親から受け継いでしまうことがあります。
柔らかく薄い爪は、硬く厚い爪に比べて巻き爪になりやすく、爪が伸びる過程で自然と内側に巻き込まれていきます。

後天的要因

ほとんどの巻き爪は後天的に起こります。

◆ 靴による圧迫
自分の足の形やサイズに合わない靴、つま先が細いデザインの靴、ヒールの高さが5cm以上ある靴を履いていると足の爪が圧迫されて変形していき、内側に巻き込まれるようになります。
足が疲れるようなキツイ靴だけでなく、履きやすいと感じる靴でもブカブカなものだと体重がつま先に集中してしまうので危険です。

◆ 深爪
爪が巻き込まれるのを防ぐためにギリギリのところまで切る人がいるかもしれませんが、これは逆効果。
爪を深く切ると、通常は爪で押さえられている部分の皮膚が盛り上がってきます。
盛り上がった皮膚は爪の成長を妨げる壁となって圧力を加えてしまい、それによって爪は徐々に内側へと巻き込まれてしまうのです。
赤ちゃんの巻き爪は、爪を短く切りすぎたことが原因で起こるケースが多いようです。

◆ 外傷
つま先をぶつけたり、重いものを落としたとき、サッカーなどのスポーツで足の爪に大きな衝撃が加わると、爪の周りの皮膚が腫れて盛り上がってきます。
すると、爪に圧力がかかり、巻き爪を起こしてしまいます。

巻き爪の症状…

巻き爪の症状は、巻き込む形や深さによって異なり、進行するにつれて変化していきます。

◆ 炎症
巻き爪の症状で一番初めに現れるのが、爪が皮膚に食い込んで起こる炎症です。
初期の巻き爪は見た目にはあまり変化がないので気付きにくいのですが、徐々に爪の周りの皮膚が赤く腫れ、痛みを感じるようになります。
腫れや痛みの程度は、巻き爪の進行と共に段階的にひどくなっていきます。
巻き込みが浅いうちは痛みは軽く、中にはほとんど痛みを感じない人もいますが、爪が「の」の字になるまで進行すると、歩行が困難になるほどの激痛を伴います。

◆ 化膿
足は一日に何度も洗う機会がありませんし、普段は靴や靴下に覆われている部分なので、雑菌が繁殖しやすくなっています。
巻き爪が皮膚に食い込んで炎症を起こし、その傷口から菌が入ってしまうと、膿がたまり始めます。
化膿すると、炎症が起きたとき以上に皮膚が大きく腫れ上がり、その腫れがさらに爪を内側に巻き込むという悪循環に陥ってしまうためただちに膿を出さなければいけません。

◆ 肉芽
炎症や化膿が悪化すると、肉芽と呼ばれる赤い肉の塊りが形成されます。
肉芽は少しの衝撃でも出血しやすく、悪臭を放つようになります。
肉芽ができるまでになると治療は非常に困難となり、細菌が骨にまで入り込んで骨髄炎(骨髄の炎症)を起こすこともあります。

◆ 間接的な症状
片方の足に巻き爪が起こり、痛みなどを感じるとその足を自然とかばうような動作になるため、体のバランスが崩れた結果、頭痛や肩こり、腰痛などを引き起こすケースが多いようです。

予防する為には?

巻き爪を予防するためには、巻き爪になる原因を作らないことが何より大切です。

靴選び

靴は足のサイズに合ったものを選ぶ必要があり、小さくても大きすぎてもいけません。

靴を選ぶ際に確認すべきポイントは、まず足裏の縦の長さが合っていること。

自分の足裏より短い靴だと足の指が圧迫されてしまい、長い靴だと歩く時に足が靴の中でズレて、体重がつま先に集中してしまいます。

次は、足裏の横幅が合っていること。

歩く時に指の動きが固定されるような横幅の狭い靴は巻き爪の原因となります。

つま先がとがったパンプスや、ヒールの高い靴はサイズが合っていても巻き爪を起こしやすくなるので避けた方が良いでしょう。

また、足のサイズは必ずしも左右対称ではありません。

ほとんどの人が数ミリ程度の違いがあるため、中敷などで調整することをおすすめします。

歩き方

猫背になったり、お腹を突き出して背中を反らせすぎるなど間違った姿勢で歩くと足の指に余分な力が加わり、爪を変形させる原因となります。

背筋をまっすぐ伸ばし、かかとで着地してつま先へとスムーズに体重移動させることを意識すれば足の指に負担がかからず、見た目にもキレイな歩き方になります。

爪の切り方

皮膚のギリギリまで短く切りすぎる深爪は、巻き爪の大きな要因となります。

痛みを和らげるために爪の両端を短く切る患者も多いようですが、巻き爪を悪化させることになるので絶対に行ってはいけません。

理想は、爪の先端の白い部分を1ミリほど残したスクエアカットと呼ばれる切り方です。

両端の角を少し残した状態が、最も巻き爪になりにくいと言われています。

改善対策

症状が比較的軽い初期の巻き爪には、自分で簡単に行える「コットンパッキング」と呼ばれる対策法で症状の悪化を防ぐことができます。

ただし、これはあくまで一時的に痛みを和らげる応急処置であって巻き爪を根本的に改善させるものではありません。

また、コットンパッキングは基本的に症状が軽度の人のみに有効です。

症状がひどい場合や、コットンを挿入できないほど巻き込みが激しい場合は病院で適切な処置を受けることをおすすめします。

コットンパッキングの方法

ごく少量のコットンを指で丸めて小さな塊りを作ります。

皮膚に食い込んでいる爪の端を持ち上げ、ピンセットを使って爪と皮膚の間にコットンを詰めれば完了です。

毎日少しずつ詰めていき、コットンが爪や皮膚に引っかからずに自然と飛び出てくるまでになれば痛みは軽減されているはずです。

コットンパッキングの注意点

コットンを爪と皮膚の間に詰めるには、ある程度の爪の長さが必要となるので短く切ってしまっている場合は爪が伸びるまで待たなければいけません。

コットンパッキングを行うタイミングは、足を洗って清潔にした後、特に爪が柔らかくなっている入浴後がベストです。

傷口から雑菌が入らないように、コットンも清潔なものを用意しましょう。

一度に大量のコットンを詰めると、爪が割れてしまったりかえって痛みを悪化させることがあります。

自分で上手く詰めることができない場合は、無理に行わないでください。

実践中に少しでも異常を感じた場合はただちに中止し、できるだけ早く医師に診てもらうことをおすすめします。

矯正の方法

歯の矯正で歯並びの悪さを正すのと同様に、巻き爪にも爪の角度を正常に戻す矯正器具があります。

巻き爪の治療は矯正と手術の2通りがあり、矯正は基本的に重症ではない場合に行われます。

矯正のメリットは、短時間で装着できて痛みを伴わないこと。

装着中もほとんど違和感なく、通常どおりの生活が送れます。

装着期間は爪の状態によって個人差がありますが、数ヶ月から半年、長くて1年程度です。

ただし、一度は巻き爪が改善されても、矯正後に再発するケースがあります。

また、極端に硬い爪や柔らかすぎる爪には装着できない場合があります。

巻き爪用の矯正器具には様々なタイプがあり、爪の弾力や厚み、巻き込み具合、周辺の皮膚の状態などに応じて選ぶことができます。

矯正方法は大きく分けて、ワイヤーを使った矯正と、プレートを使った矯正があります。

ワイヤー

SE方式
「超弾性ワイヤー」と呼ばれる形状記憶合金のワイヤーを爪の両端に開けた小さな穴に通す矯正方法です。

真っ直ぐに戻ろうとするワイヤーの特性を利用し、内側に曲がった爪を平らにします。

爪に穴を開けるため、ある程度の爪の長さが必要となります。

VHO方式
ワイヤーを爪の両端に引っ掛ける矯正方法です。

内側に曲がった爪が平らになるまでワイヤーを巻き上げて固定し、カットした部分は人工爪でカバーします。

爪の長さに関係なく行うことができます。

プレート

B/Sスパンゲ
特殊なプラスチック製の形状記憶プレートを爪の表面に貼り付ける矯正方法です。

プレートが元に戻ろうとする反発力を利用し、内側に曲がった爪を平らにします。

短く切った爪、薄い爪、小さな子どもの爪にも行うことができます。

巻き爪の手術

症状が進行している巻き爪には外科的治療が行われます。

巻き爪の手術は通常、入院の必要はなく、日帰りで行うことができます。

根治が期待できるため、矯正と比べて再発のリスクが低くく、健康保険が適応されるというメリットがある反面、部分的または完全に爪がなくなることと多少の痛みは覚悟しなければいけません。

爪母部分切除法

鬼塚法

爪母とは、爪が作られる付け根部分のこと。

皮膚に食い込んでいる爪の両端2~3mm程度を爪母ごと縦に切除することでその部分の爪だけが生えてこないようにする手術です。

指神経ブロックと局所麻酔を注射し、指の付け根にゴムを巻いて止血してから切除した後、縫合を行います。

日本では最も有名な治療法で、手術前後に麻酔や痛み止めの薬を使用しますが、術中から術後しばらくは激しい痛みを伴います。

フェノール法

麻酔と止血を行い、爪の縁を爪母ごと切除して爪の横幅を狭くするというところまでは鬼塚法と同じです。

フェノール法では切除後に縫合は行わず、フェノールという消毒液を爪母に塗ります。

従来の鬼塚法に比べると再発率はやや高めではあるものの、術後の痛みが少なく、手術は10分程度と非常に短時間で済み、さらに、鬼塚法では困難だった硬く厚い爪や巻き込みの激しい爪にも行えることから最近ではフェノール法が主流になりつつあります。

爪母全切除法

爪母を全て取り除き、爪が完全に生えてこないようにする手術です。

その指の爪だけが全くない状態となりますが、爪そのものがなくなるので再発の心配は一切ありません。

他の治療法で再発した人や重度の巻き爪などが対象となります。

化膿した場合は

爪の角がトゲのような形になって皮膚に刺さり、傷をつけるとそこから雑菌などが入り込んで化膿することがあります。

爪の周りの皮膚が赤く腫れる炎症は巻き爪の代表的な症状ですが、化膿は全ての巻き爪に起こるものではなく、この場合には「陥入爪」も疑われます。

化膿するとズキズキとした痛みを感じ、悪臭を放つ上に、膿がたまって大きく腫れ上がり、見た目にも痛々しくなります。

このとき、痛みを少しでも和らげようと、爪を短く切ってはいけません。

切った後に新しく伸びてきた爪は、化膿によって腫れた皮膚に圧迫され、さらに巻き込みが激しく変形したまま成長していきます。

自宅でコットンパッキングなどの対策を行い、痛みを緩和することはできますが、化膿した場合は自分で何とかしようとせず、専門医に診てもらうのが得策です。

そもそも化膿を引き起こすということは、巻き爪がかなり進行した状態です。

化膿するまで巻き爪を放っておいたことに問題があるため、気付いたら早急に治療を受けなければいけません。

化膿した後もさらに放置してしまうと、たまった膿を出すために場合によっては切開しなければいけないこともあります。

化膿してしまった場合の応急処置としてはとにかく清潔に保ち、あまり触らないように心がけましょう。

自分で膿を出そうとして患部をいじくり回すと、雑菌が入って余計に悪化してしまいます。

傷ができていたり、出血している場合はバンドエイドなどで保護し、定期的に張り替えること。

そして、一日も早く病院で適切な処置を受けることが何より大切です。

症状の再発

ワイヤーやプレートで矯正したり、一部の爪を切除する外科的治療で一度は巻き爪が治っても、その後に再発する可能性があります。

外科的治療では、爪が作られる根元の部分も切除するので再発しにくいのですが、ごくまれに小さな爪が生えてきて再び巻き爪になってしまうことがあるそうです。

矯正治療の後に再発した場合、2回目の矯正は1回目よりも効果が出やすく、治療はかなり楽になります。

しかし、手術で爪を切除した後に再発した場合は矯正治療を行っても、あまり十分な効果が得られません。

最初に治療法を選択する際は通常、爪の状態や患者の都合などに合わせて専門医と相談しながら決めるのですが、よほど症状が進行していない限りは矯正を選んだ方が良いとされています。

その理由は、手術に比べて安全で痛みを伴わないということに加え、万一、再発しても治療しやすいことが挙げられます。

いずれの治療法にしても、一度治ったからといって安心せず、「巻き爪は再発するもの」と考えて対策を続けることが大切です。

再発防止の方法は通常の予防法と同じで、まずは爪を切るときに深爪しないこと。

せっかく矯正で平らにした爪の両端を短く切ると、盛り上がった皮膚に圧迫されて再び内側に巻き込まれてしまいます。

そして、もう一つは足の指への負担が少ない靴を選ぶこと。

自分の足のサイズに合った靴を履いて正しい姿勢で歩くことが巻き爪予防の基本となります。

足の指を締め付けるパンプスや高いヒールはできるだけ避けた方が無難です。

もし再発してしまったときはすぐに専門医に相談し、早めに治療を受けましょう。

爪の切り方

巻き爪の原因として最も多いのが、間違った爪の切り方です。

靴下やストッキングに引っかからないようにギリギリのところまで短く切ったり、皮膚に食い込んだ爪を切って巻き爪による痛みを軽減しようとする人が多いようですが、深爪になるような切り方は巻き爪を引き起こしやすく、症状を悪化させてしまいます。

「深爪になる切り方」とは、爪の先端の白い部分がなくなるまで短くする切り方です。

巻き爪では特に爪の両端を深爪しないように気をつけなければいけません。

ポイントは、爪の形(白い部分)に沿って丸く切るのではなく、爪の両端と先端中央が同じ高さになるように真っ直ぐ切ること。

爪を四角い形にする「スクエアカット」と呼ばれる切り方が最適です。

正しいスクエアカットをマスターすれば、靴下やストッキングに引っかかりにくく、巻き爪を予防できて見た目にも美しい爪の形になります。

スクエアカットの方法

爪の先端中央の白い部分を1mmほど残したところで、一直線にカットします。

一気に切ろうとせず、2~3回に分けて少しずつ切っていきましょう。

一般的な爪切りはカーブがかかって真っ直ぐ切りにくいので、ハサミのような形をしたニッパー式の爪切りがおすすめです。

このままだと爪の両端がとがった状態で靴下やストッキングに引っかかってしまうので、やすりなどを使って爪の角を少し削り、丸みをもたせるように整えます。

やすりは爪に垂直に当て、一方向に削っていけば二枚爪になる心配もありません。

この際、削りすぎると四角い形が崩れ、陥入爪の原因にもなるので注意してください。

巻き爪グッズ

基本的に巻き爪の症状が現れたら専門医に処置してもらう必要がありますが、症状の軽い初期の巻き爪であれば、市販の巻き爪グッズでセルフケアが可能です。

病院での治療に比べると効果は劣るものの、痛みや炎症を手軽に解消することができ、巻き爪の予防や治療後の再発防止にも役立ちます。

巻き爪プロテクトクッション(巻き爪ガードクッション)

特殊なクッション糸を巻き爪と皮膚の間に挟むことで爪の食い込みを和らげ、痛みを軽減します。

症状の度合いに合わせて糸の太さを選ぶことができ、専用スティックを使えば取り付けも簡単です。

巻き爪用ケアテープ(巻き爪ガードテープ、巻き爪クッションテープ)

医療用テープを引っ張りながら巻き爪と皮膚の間に貼り付けることで爪の食い込みを和らげ、痛みを軽減します。

巻き爪対策パッド(巻き爪ゲルサポーター)

衝撃を吸収するゲルで作られた薄型パッドを巻き爪と皮膚の間に挟むことで爪の食い込みを和らげ、痛みを軽減します。

巻き爪リセットテープ

巻き爪で痛みが生じると、歩くときに自然と足の指をかばう「浮き足」になります。

浮き足は足の指を弱らせ、爪の形状にも悪影響を及ぼしてしまいます。

リセットテープは指の裏に貼ることで浮き足を補正し、足の指に自然に力が入るバランスの良い歩行をサポートします。

ゾーリゲン 足の爪切りニッパー

一般的な爪切りでは切りにくい変形した爪や硬い爪も楽に切ることができます。

巻き爪用やすり

ステンレス製で耐久性に優れており、やすり部分が薄くなっているので巻き爪と皮膚の狭い隙間にも簡単に入っていきます。

巻き爪と陥入爪の違いとは

巻き爪は、爪の側面が指の中に向かって「の」の字を描くように内側に巻き込まれた状態を言い、別名「湾曲爪」とも呼ばれています。

一方、陥入爪とは、爪の角の硬い部分がトゲのようになって軟部組織(爪の内側にある皮膚)に突き刺さり、炎症や化膿を起こした状態を言います。

陥入爪の主な原因は、靴による圧迫、深爪、外傷の他、ごくまれに、爪が白癬菌に感染する「爪白癬」という症状の治療過程で発症することもあります。

治療や予防法などにおいても、内容は巻き爪と基本的には同じです。

このように、巻き爪と陥入爪の間には明確な線引きがなく、陥入爪の症状が現れても巻き爪と表現するなど、混同されることが多々ありますが、一般的に巻き爪の方が皮膚への食い込みが著しく、陥入爪は比較的治療しやすいとされています。

症状としては、巻き爪の場合は悪化すると歩くたびに激しい痛みが走り、歩き方が不自然になることで腰やひざの痛みなど、他の部位にも悪影響を及ぼします。

それに対し、陥入爪の場合は傷口から細菌が入り込んで感染症を起こす危険性があり、血管拡張性肉芽腫(皮膚の表面付近の血管に生じる腫瘍)や蜂窩織炎(皮膚の深層から皮下脂肪組織にかけて急速に広がる化膿性炎症)などを引き起こすことがあります。

ただし、どちらも足の親指の爪に起こることが多く、一つの指に巻き爪と陥入爪を併発しているケースは少なくありません。

二つを同時に発症した場合は症状がさらにひどく、治療も困難になります。

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