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すい臓病:アルコールの影響は?

公開日: : 最終更新日:2015/08/23 お酒・アルコール


すい臓はおもに、食べたものの消化に必須のすい液を分泌したり、血糖をコントロールするホルモンのインスリンやグルカゴンを分泌したりする役割を担っている臓器です。

アルコールの影響を受け、健康状態が悪くなる臓器というと真っ先に肝臓を思い浮かべる人は多いでしょうが、ほかにもお酒を飲むことで病気に発展するような臓器などは複数あります。

すい臓の場合はどうなのでしょうか。ここで取り上げていきたいと思います。

すい臓はアルコールの影響を受ける?

結論からいいますと、あまり知られていないものの、すい臓はアルコールの影響を非常に受けやすい臓器です。

適正飲酒を心がけ、休肝日をしっかりと設けているぶんには心配ありませんが、過度な飲酒が習慣化している場合には、すい臓病を起こしてしまうリスクが増大してしまいます。

すい臓病が起こるメカニズム

大量にお酒を飲んだ場合、すい臓は消化のためにすい液をたくさん出します。

多くのアルコールを処理するために、必要以上にすい液が分泌されてしまうと、すい臓の自己消化が起こってしまうのです。

この現象が急激に起こる場合には急性すい炎といい、徐々に起こり慢性化する場合には慢性すい炎といいます。

急性すい炎・慢性すい炎の症状

急性すい炎では凄まじい上腹部の痛みや上腹部の背中側の痛みに襲われることが多く、痛みとともに嘔気や嘔吐の症状も起こる場合が多いのが特徴です。

重症化した場合にはショック症状が引き起こされて、命を落とすことにもなりかねません。

一方、慢性すい炎はこれといった症状を自覚しないまま炎症が悪化し、次第にすい臓の機能が低下していくのが特徴です。

上腹部や上腹部の背中側に鈍い痛みを感じますが、自己消化によりすい臓の細胞が減少してくると、すい液の分泌量が減少して痛みを感じなくなりますが、摂取したものの消化吸収が上手くいかなくなり、栄養状態の悪化や下痢の症状が引き起こされるようになります。

また、すい臓の役割のひとつである血糖コントロールのためのホルモン分泌も正常に行われなくなり、糖尿病を引き起こすことにもなりかねません。

急性すい炎・慢性すい炎の治療

急性すい炎では絶食と絶飲を基本に薬物療法のほか、外科的療法が選択されます。

なお、治癒後に再び過度の飲酒をするようになると再発し、やがて慢性すい炎へと移行してしまうのが特徴です。

慢性すい炎になった場合にはお酒を断ち、過食しないことのほか、タバコを吸わないことを基本とし、痛み症状に対する対症療法や、消化吸収障害や糖尿病に対する薬物療法が選択されることになります。

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