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循環器疾患:アルコールの影響は?

公開日: : 最終更新日:2015/07/25 お酒・アルコール


一口に循環器疾患といっても、心筋梗塞、心不全、不整脈、脳梗塞、脳出血、高血圧、閉塞性動脈硬化症といった具合に、実にさまざまな種類があります。

こうした病気とアルコールの関係ですが、複雑なものになっているのが特徴です。

循環器疾患全体とアルコールの関係

少量のお酒を飲む人と、まったくお酒を飲まない人を比較した場合、前者のほうが循環器疾患や死亡の割合が低いことがわかっています。

ただ、多量のお酒を飲んでいる人の場合、まったくお酒を飲まない人より命を落としてしまう人の割合が高くなっていますので、お酒と上手に付き合っていかなければいけません。

少量飲酒が循環器疾患すべてにいいとはいえない

全体的にみると少量飲酒が循環器疾患にいいと述べましたが、全部の病気にこれが当てはまるわけではありません。

たとえば、脳の疾患にスポットを当てると、少量飲酒程度であれば脳梗塞には良く作用する場合があるものの、脳出血は少量飲酒でも悪影響が及びます。

また、心臓の病気の場合、心筋梗塞はある程度アルコールの摂取量が多くても好ましい影響があるということがわかっていますが、心不全や不整脈は大量飲酒により悪影響が及ぶリスクがあります。

少量飲酒で好ましい影響が期待できる循環器疾患

脳梗塞、心筋梗塞、心不全、閉塞性動脈硬化症に関しては少量飲酒が良く作用するといわれています。

なお、心筋梗塞や閉塞性動脈硬化症はある程度多く飲酒したとしても、好ましい影響が見込めることがわかっています。

高血圧や不整脈に関しては、お酒による影響はあまり大きくないという説が有力です。

循環器疾患の対策をお酒でしようとするのは間違い

前述したように、多くの循環器疾患に少量飲酒は好ましい影響を与えますが、脳出血に関しては悪影響が及ぶリスクがあります。

循環器以外の病気に関しても、少量飲酒であっても悪影響が及ぶ心配があるものは少なくありません。

循環器疾患にいいからといってお酒を飲んで、脳出血をはじめほかの病気にかかったり、悪化させたりしてしまっては意味がありませんので、お酒で症状や病気をどうにかしようとは考えないのが賢明といえるでしょう。

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